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米成長率、政府機関閉鎖でトランプ政権発足以来最低の公算

2019年01月19日(土)02時49分

[サンフランシスコ 18日 ロイター] - バンク・オブ・ザ・ウエストは17日、米政府機関の一部閉鎖により、米国の経済成長率はトランプ政権発足以来最低となる可能性があるとの見方を示した。

米政府機関の一部閉鎖はこの日で28日目。バンク・オブ・ザ・ウエストのアナリスト、スコット・アンダーソン氏は、先行き不透明性が高まる中、家計は消費を手控えるとして、政府機関閉鎖を理由に第1・四半期の成長率見通しを0.3%ポイント引き下げた。これに加え、昨年第4・四半期の株価下落の影響で0.1%ポイント引き下げ、第1・四半期の成長率予想を1.7%とした。

他のエコノミストや連邦準備理事会(FRB)当局者の間からも、政府機関閉鎖が長期化すれば消費者心理が悪化する恐れがあるとの見方が出ている。

ロイター
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