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ForeignPolicy.com 外交エディター24時
メキシコ市「同性婚合法化」の意味
Daniel Aguilar-Reuters
メキシコ市は21日、同性婚の合法化を決めた。北米大陸の首都で2番目、中南米の都市では初めてだ。
法案が市議会で39対20で可決すると、支持者らは「私たちはできたぞ!(Yes, we could)」と歓喜に沸いた。
左派で民主革命党のマルセロ・エブラルド市長は法案に署名するとみられている。
法案が成立すれば、同市の民法における結婚の定義が変更される。現在の定義では、結婚は男性と女性の結合(ユニオン)だが、新しい定義は「2人による自由な結合」となる。
近年メキシコの政治は、アメリカが長年格闘してきた社会的・文化的な紛争と同種の課題を抱えることが増えている。人工妊娠中絶をめぐる対立もその1例だ。
──ジョシュア・キーティング
[米国東部時間2009年12月21日(月)18時05分更新]
Reprinted with permission from FP Passport, 22/12/2009. ©2009 by Washingtonpost.Newsweek Interactive, LLC.
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