最新記事

大リーグ

大谷翔平はすでに「ベースボールの顔」だ──英語を話す動画も浮上

Video of Shohei Ohtani Speaking Only English Resurfaces After Stephen A. Smith Comments

2021年7月14日(水)13時03分
スコット・マクドナルド
大谷翔平

ホームランダービーの準備に入る大谷(7月12日、デンバー=クアーズ・フィールド) Ron Chenoy-USA TODAY Sports

<「通訳が必要な男」はベースボールの顔にふさわしくない、という有名司会者の発言は二重に否定された>

米スポーツ専門チャンネルESPNのパーソナリティー、スティーブン・A・スミスが番組で、大谷翔平のことを、「通訳が必要な男」がベースボールの顔になるべきではないと発言してからわずか2時間後、ネットには大谷が英語で話す動画が表れ、拡散された。

大谷は、ベースボールの顔にふさわしい偉業をやってのけた。大谷のムーンショット本塁打と投手もこなす二刀流はベーブ・ルースと比べられるほどだし、ホームランダービーに出場し、7月13日のオールスターも史上初めて二刀流で出場した。

大谷はあのスーパースター、マイク・トラウトがいるロサンゼルス・エンジェルスでベスト・プレイヤーになり、多くの野球関係者はすでにこの日本人選手を「ベースボールの顔」と呼び始めている。

英語も話す。浮上した動画は、2019年1月にア・リーグの新人王を受賞したときのものだ。受賞スピーチを、大谷はすべて英語で行っている。

「ありがとうございます。多くの偉大な選手たちと同じ輝かしい舞台に立てて光栄です。みなさんにもおめでとうございます」

太谷は主催者の全米野球記者協会と彼に投票した記者たちに感謝を述べ、エンジェルスとそのスタッフの支援に感謝した。すべて、通訳なしだ。

20240514issue_cover150.jpg
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2024年5月14日号(5月8日発売)は「岸田のホンネ」特集。金正恩会談、台湾有事、円安・インフレの出口……岸田文雄首相が本誌単独取材で語った「転換点の日本」

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

米金融政策は「引き締め的」、物価下押し圧力に=シカ

ビジネス

マクドナルド、米国内で5ドルのセットメニュー開始か

ビジネス

テスラ、急速充電ネットワーク拡大に5億ドル投資へ=

ビジネス

テスラのドイツ工場でデモ隊が警察と衝突、拡張計画に
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:岸田のホンネ
特集:岸田のホンネ
2024年5月14日号(5/ 8発売)

金正恩会談、台湾有事、円安・インフレの出口......岸田首相がニューズウィーク単独取材で語った「次の日本」

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    大阪万博でも「同じ過ち」が繰り返された...「太平洋戦争の敗北」を招いた日本社会の大きな弱点とは?

  • 2

    「少なくとも10年の禁固刑は覚悟すべき」「大谷はカネを取り戻せない」――水原一平の罪状認否を前に米大学教授が厳しい予測

  • 3

    ウクライナ防空の切り札「機関銃ドローン」、米追加支援で供与の可能性

  • 4

    過去30年、乗客の荷物を1つも紛失したことがない奇跡…

  • 5

    中国のホテルで「麻酔」を打たれ、体を「ギプスで固…

  • 6

    日本の10代は「スマホだけ」しか使いこなせない

  • 7

    「恋人に会いたい」歌姫テイラー・スウィフト...不必…

  • 8

    休養学の医学博士が解説「お風呂・温泉の健康術」楽…

  • 9

    「一番マシ」な政党だったはずが...一党長期政権支配…

  • 10

    「妻の行動で国民に心配かけたことを謝罪」 韓国ユン…

  • 1

    ヨルダン・ラジワ皇太子妃のマタニティ姿「デニム生地ジャンプスーツ」が話題に

  • 2

    ロシア兵がウクライナ「ATACMS」ミサイルの直撃を受ける瞬間の映像...クラスター弾炸裂で「逃げ場なし」の恐怖

  • 3

    大阪万博でも「同じ過ち」が繰り返された...「太平洋戦争の敗北」を招いた日本社会の大きな弱点とは?

  • 4

    「恋人に会いたい」歌姫テイラー・スウィフト...不必…

  • 5

    屋外に集合したロシア兵たちを「狙い撃ち」...HIMARS…

  • 6

    テイラー・スウィフトの大胆「肌見せ」ドレス写真...…

  • 7

    外国人労働者がいないと経済が回らないのだが......…

  • 8

    常圧で、種結晶を使わず、短時間で作りだせる...韓国…

  • 9

    日本の10代は「スマホだけ」しか使いこなせない

  • 10

    休養学の医学博士が解説「お風呂・温泉の健康術」楽…

  • 1

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 2

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 3

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 4

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 5

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

  • 6

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドロ…

  • 7

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた…

  • 8

    NASAが月面を横切るUFOのような写真を公開、その正体…

  • 9

    ヨルダン・ラジワ皇太子妃のマタニティ姿「デニム生地…

  • 10

    「世界中の全機が要注意」...ボーイング内部告発者の…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中