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日本アニメはネットフリックスを救えるか?

Netflix Turns to Japanese Anime To Fend-Off Disney

2019年11月11日(月)17時37分
アーサー・ビラサンタ

その一方で、ネットフリックスは日本を初めとするアメリカ以外の国々で『千と千尋の神隠し』や『となりのトトロ』といったジブリ作品の配信を検討している。

同社の日本及びアニメ担当ディレクターのジョン・ダーダリアンによれば、日本国内での配信権の獲得を目指してジブリと交渉中だ。「日本は間違いなく、ハリウッドと並ぶコンテンツ供給源だ」とダーダリアンは言う。

ネットフリックスは日本市場において大きな存在感を示しており、会員数は数百万人に上る。成長戦略の一環として、同社は日本でのビジネスのさらなる拡大と、アジアへのさらなる進出を図っていくだろう。

日本の調査会社ヒューマンメディアによれば、日本アニメの海外における売上は2012年の4倍に相当する約10億ドルに達している。

「市場でライバルに差を付けるには、ネットフリックスは制作費のかかるハリウッド的な作品や多国籍コンテンツに投資を続ける必要があるだろう」と、ヒューマンメディアのアナリスト、長谷川雅弘は述べている。

(翻訳:村井裕美)

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