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中国全人代、習近平国家主席を再選 国家副主席も盟友の王岐山で権力強化へ

2018年3月19日(月)07時49分

3月17日、中国の全国人民代表大会は習近平国家主席を再任し、王岐山氏を国家副主席に選出した(2018年 ロイター/Jason Lee)

中国の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)は17日、習近平国家主席の盟友として反腐敗運動を指揮した王岐山氏を国家副主席に選出した。賛成2969票、反対1票だった。

また全人代は習近平氏を国家主席に再選した。反対票はなかった。

李克強首相も再選された。反対は2票だった。

一方、中国人民銀行(中央銀行)の新総裁に易綱・副総裁が指名された。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が18日、匿名の関係者の話として報じた。

報道によると、19日午前にも全国人民代表大会(全人代、国会に相当)で承認される見通し。

中国人民銀行の周小川総裁は昨年10月、退任時期について「まもなくだ」と言及。中国指導部と人民銀行に近い複数の関係者はロイターに対し、周総裁は全人代開催の頃に退任する公算が大きいと述べていた。

[北京 17日 ロイター]


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