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ニューズウィーク日本版編集部 From the Newsroom
男子フィギュア王者ライサチェックの恋愛事情
バンクーバー五輪報道は女子フィギュアスケートの話題でもちきりだけど、個人的に最も忘れがたいのは、ほとばしる情熱と高い技術で会場を熱狂させた男子フィギュアのエバン・ライサチェック(アメリカ)。というわけで、24歳の金メダリストの「その後」の一週間を追いかけてみた。
4回転ジャンプを回避して金メダルに輝いたライサチェックに対して、4回転を飛びながら銀メダルに終わったエフゲニー・プルシェンコ(ロシア)は、相変わらず激しい批判を続けている。でも、当のライサチェックはこの論争に冷静に半論しつつ、恋人との束の間のバカンスを楽しんでいるようだ。
金メダルに気をよくしたのか、ライサチェックは試合後にピープル誌オンライン版の取材に応じ、噂されていた新恋人の存在を初めて認めた。お相手はなんと、北京オリンピック体躁女子個人総合の金メダリスト、ナスティア・リューキン(アメリカ)。2人は2008年秋にNBCのテレビ番組「スケート&体操ショー」で出会い、昨年夏から交際をスタート。リューキンはバンクーバーにも応援に駆けつけた。「彼女の存在は大きな助けだった。彼女自身も(金メダルをめざすという)経験をしてきたからね。彼女が大丈夫と言ってくれると、信じられるんだ」と、ライサチェックは熱く語っている。
長身で甘いマスクのライサチェックは、恋愛にオープン(無防備というべきか?)なことでも知られる。以前、アイスダンス界の妖精タニス・ベルビン(トリノ五輪の銀メダリストで、バンクーバーでは4位)と付き合っていたのは有名な話。しかも、ニューヨーク誌によれば、別れた後も長い間、ベルビンにもらった指輪を外せなかったという世界王者らしからぬ一面も。指輪について記者に突っ込まれると、「外したほうがいいのはわかってるんだけど・・・」とコメントしたとか。
今回の五輪では、さすがにその指輪はなし。代わりに、先輩メダリストのリューキンが心強いアドバイザーになったようだ。リューキンは自身のツイッターで、金メダルを胸にかけたライサチェックとバンクーバー市内で撮影したツーショット写真まで公開している。
高橋大輔選手の恋人が現地でのラブラブ写真を公開したら、國母選手の「腰パン騒動」以上に物議を醸しそうだれど・・・。
――編集部・井口景子
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