イラン核施設攻撃なら「壊滅的」結果、ロシアがトランプ氏発言に懸念

ロシアは、イランの核インフラへの攻撃は「壊滅的な」結果をもたらすと警告した。写真は、ロシアのリャプコフ外務次官。2月10日、モスクワで撮影(2025年 ロイター/Maxim Shemetov)
[モスクワ 1日 ロイター] - ロシアは、イランの核インフラへの攻撃は「壊滅的な」結果をもたらすと警告した。核開発プログラムを巡って米国と合意に達しなければイランを爆撃するとトランプ米大統領が発言したことを受けた。
ロシアのリャプコフ外務次官はロシア誌とのインタビューで、「実際に脅迫と最後通告が聞かれた。われわれはそのような手段は不適切と考えて非難するとともに、(米国が)自らの意志をイラン側に押し付ける手段だと見なしている」と述べた。
イランは先に米国との直接交渉を拒否したが、トランプ氏は週末、核開発プログラムで合意に至らなければ、イランは爆撃と二次関税に直面する可能性があるとNBCニュースに述べた。
リャプコフ氏は、トランプ氏の発言は「状況を複雑にする」だけだったと指摘。「特に核インフラへの攻撃となれば、地域全体に壊滅的な結果になる可能性がある」とし、「まだ時間はあり、『事が動き始めていない』うちに、合理的な基盤に基づく合意に向け努力を倍増する必要がある」などと述べた。