ニュース速報
ワールド

ガーナ大統領選で前職返り咲き、与党候補の副大統領が敗北認める

2024年12月09日(月)10時30分

西アフリカのガーナで大統領選が7日に実施され、野党・国民民主会議(NDC)のマハマ前大統領(66、写真)が勝利し、返り咲きを果たした。12月5日、首都アクラで撮影(2024年 ロイター/Zohra Bensemra)

Maxwell Akalaare Adombila Christian Akorlie

[アクラ 8日 ロイター] - 西アフリカのガーナで大統領選が7日に実施され、野党・国民民主会議(NDC)のマハマ前大統領(66)が勝利し、返り咲きを果たした。与党候補のバウミア副大統領が8日に敗北を認めた。

2012─16年に大統領を務めたマハマ氏は、バウミア氏が勝利すればこの世代で最悪の経済危機を招いた政策の継続につながると訴えていた。

世界第2位のカカオ生産国で主要な金産出国のガーナは、対外債務の大半を不履行とした後、昨年に国際通貨基金(IMF)と30億ドルの救済協定を結んだ。

マハマ氏はⅩで「私の圧勝を受けて、バウミア氏から祝福の電話をもらった。ありがとう、ガーナ」と投稿した。

バウミア氏は記者会見で「内部の独自照合データによると、マハマ氏が決定的な勝利を収めた」と述べ、NDCが議会選挙でも勝利したと指摘。いくつかの選挙区センターで乱闘が報告される中、緊張を和らげるために正式な結果の前に敗北を認めたとした。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

トヨタ、中国上海にレクサスのEV工場 単独で出資

ビジネス

日経平均は続伸、トヨタの上方修正発表後に強もち合い

ワールド

フィリピン副大統領弾劾訴追、下院で必要な支持確保

ビジネス

野村HDの10-12月期、純利益は2倍の1014億
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:中国経済ピークアウト
特集:中国経済ピークアウト
2025年2月11日号(2/ 4発売)

AIやEVは輝き、バブル崩壊と需要減が影を落とす。中国「14億経済」の現在地と未来図を読む

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    1日大さじ1杯でOK!「細胞の老化」や「体重の増加」を予防するだけじゃない!?「リンゴ酢」のすごい健康効果
  • 2
    「体が1日中だるい...」原因は食事にあり? エネルギー不足を補う「ある食品」で賢い選択を
  • 3
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 4
    マイクロプラスチックが「脳の血流」を長期間にわた…
  • 5
    中国AI企業ディープシーク、米オープンAIのデータ『…
  • 6
    脳のパフォーマンスが「最高状態」になる室温とは?…
  • 7
    「靴下を履いて寝る」が実は正しい? 健康で快適な睡…
  • 8
    DeepSeekが「本当に大事件」である3つの理由...中国…
  • 9
    AIやEVが輝く一方で、バブルや不況の影が広がる.....…
  • 10
    教職不人気で加速する「教員の学力低下」の深刻度
  • 1
    週刊文春は「訂正」を出す必要などなかった
  • 2
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 3
    1日大さじ1杯でOK!「細胞の老化」や「体重の増加」を予防するだけじゃない!?「リンゴ酢」のすごい健康効果
  • 4
    「DeepSeekショック」の株価大暴落が回避された理由
  • 5
    今も続いている中国「一帯一路2.0」に、途上国が失望…
  • 6
    「靴下を履いて寝る」が実は正しい? 健康で快適な睡…
  • 7
    DeepSeekショックでNVIDIA転落...GPU市場の行方は? …
  • 8
    老化を防ぐ「食事パターン」とは?...長寿の腸内細菌…
  • 9
    足の爪に発見した「異変」、実は「癌」だった...怪我…
  • 10
    「やっぱりかわいい」10年ぶり復帰のキャメロン・デ…
  • 1
    ティーバッグから有害物質が放出されている...研究者が警告【最新研究】
  • 2
    週刊文春は「訂正」を出す必要などなかった
  • 3
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 4
    有害なティーバッグをどう見分けるか?...研究者のア…
  • 5
    体の筋肉量が落ちにくくなる3つの条件は?...和田秀…
  • 6
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 7
    「涙止まらん...」トリミングの結果、何の動物か分か…
  • 8
    「戦死証明書」を渡され...ロシアで戦死した北朝鮮兵…
  • 9
    1日大さじ1杯でOK!「細胞の老化」や「体重の増加」…
  • 10
    中国でインフルエンザ様の未知のウイルス「HMPV」流…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中