ニュース速報
ワールド

トランプ氏、経済運営ではバイデン氏より高い評価=米世論調査

2024年04月17日(水)08時25分

米国の有権者は、経済運営の面では民主党現職のバイデン大統領よりも共和党候補指名が確実なトランプ前大統領により高い評価を与えていることが、最新のロイター/イプソス調査で明らかになった。写真左は2023年11月、ニューヨークの裁判所に出廷するトランプ氏。写真右は3月、ホワイトハウスで撮影したバイデン氏(2024年 ロイター/Brendan McDermid and Elizabeth Frantz)

Jason Lange

[ワシントン 16日 ロイター] - 米国の有権者は、経済運営の面では民主党現職のバイデン大統領よりも共和党候補指名が確実なトランプ前大統領により高い評価を与えていることが、最新のロイター/イプソス調査で明らかになった。

12―14日に実施した今回調査では、トランプ氏の方が経済への取り組みが適切だと答えた人の割合は約41%で、バイデン氏に軍配を上げた34%を上回った。両者の差は7ポイントで、3月時点の3ポイントから拡大している。

一方、政治的過激主義や民主主義擁護を巡る対応ではバイデン氏の方が上との回答が38%で、トランプ氏は29%。その差は3月の8ポイントから9ポイントに広がった。

現時点では、経済よりも政治的過激主義を最大の懸念として挙げた有権者がわずかに多かったが、11月の大統領選で再選を目指すバイデン氏にとっては、根強い物価高などの経済問題が次第に重圧となってきているとも言える。

今回調査でバイデン氏の大統領としてのパフォーマンスに肯定的な見方をした人の割合は38%で、3月の40%から小幅に低下した。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

アジア太平洋、軟着陸の見込み高まる インフレ低下で

ビジネス

暗号資産の現物ETF、香港で取引開始 アジア初

ワールド

中国が対ロ「地下ルート」貿易決済、制裁逃れで苦肉の

ビジネス

米パラマウント、バキッシュCEO退任 部門トップ3
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:世界が愛した日本アニメ30
特集:世界が愛した日本アニメ30
2024年4月30日/2024年5月 7日号(4/23発売)

『AKIRA』からジブリ、『鬼滅の刃』まで、日本アニメは今や世界でより消費されている

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドローンを「空対空ミサイルで撃墜」の瞬間映像が拡散

  • 2

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 3

    どの顔が好き? 「パートナーに求める性格」が分かる4択クイズ

  • 4

    AIパイロットvs人間パイロット...F-16戦闘機で行われ…

  • 5

    メーガン妃の「限定いちごジャム」を贈られた「問題…

  • 6

    日本マンガ、なぜか北米で爆売れ中...背景に「コロナ…

  • 7

    「瞬時に痛みが走った...」ヨガ中に猛毒ヘビに襲われ…

  • 8

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士…

  • 9

    19世紀イタリア、全世界を巻き込んだ論争『エドガル…

  • 10

    医学博士で管理栄養士『100年栄養』の著者が警鐘を鳴…

  • 1

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 2

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 3

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドローンを「空対空ミサイルで撃墜」の瞬間映像が拡散

  • 4

    医学博士で管理栄養士『100年栄養』の著者が警鐘を鳴…

  • 5

    AIパイロットvs人間パイロット...F-16戦闘機で行われ…

  • 6

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

  • 7

    「すごい胸でごめんなさい」容姿と演技を酷評された…

  • 8

    日本マンガ、なぜか北米で爆売れ中...背景に「コロナ…

  • 9

    「世界中の全機が要注意」...ボーイング内部告発者の…

  • 10

    「誹謗中傷のビジネス化」に歯止めをかけた、北村紗…

  • 1

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 2

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 3

    ロシアの迫撃砲RBU6000「スメルチ2」、爆発・炎上の瞬間映像をウクライナ軍が公開...ドネツク州で激戦続く

  • 4

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士…

  • 5

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 6

    ロシアが前線に投入した地上戦闘ロボットをウクライ…

  • 7

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

  • 8

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

  • 9

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた…

  • 10

    「誰かが嘘をついている」――米メディアは大谷翔平の…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中