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ドルは153円台へ下落、トランプ米大統領がBRICSを再びけん制

2025年01月31日(金)10時54分

1月31日、仲値公示後にドルは一時153.92円まで下落し、きょうの安値を更新した。写真は米ドル紙幣。コロンビア・ボゴタで27日撮影(2025年 ロイター/Luisa Gonzalez)

[東京 31日 ロイター] - 仲値公示後にドルは一時153.92円まで下落し、きょうの安値を更新した。27日に付けた1カ月半ぶり安値へ迫ってきた。

トランプ米大統領は現地時間30日、中国やインド、ロシアなどで構成する新興国グループ「BRICS」加盟国に対し、新たな通貨の創設や米ドルに代わる他の通貨の支持を行わないことを約束するよう求め、応じなければ100%の関税を課すと発言した。

トランプ氏は大統領選前から同様の主張を繰り返しているが、ロシアなどはBRICSが取り組んでいるのは新通貨の創設ではなく、域内の決済制度だなどと主張している。

ロイター
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