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ドル円が急上昇、一時160円台 34年ぶり高値更新

2024年04月29日(月)12時41分

 29日の外国為替市場でドルが対円で一時1ドル=160.245円を付け、1990年4月以来34年ぶりの円安・ドル高水準を付けた。昨年3月撮影(2024年 ロイター/Dado Ruvic)

[シンガポール 29日 ロイター] - 29日の外国為替市場でドルが対円で一時1ドル=160.245円を付け、1990年4月以来34年ぶりの円安・ドル高水準を付けた。日本が祝日のため取引量が少ないほか、ストップロスも巻き込んで円が売られた。

序盤の取引でドルは158.05─158.15円の小幅なレンジで推移したが、その後急速に上昇した。

ある市場関係者によると、節目の160円前後でストップロスを巻き込んで円売りが加速した。

円は今年に入り11%近く下落しており、市場では日本の当局による介入への警戒感が高まっている。

0200GMT(日本時間午前11時)時点でドルは0.5%高の159.105円。

ロイター
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