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米3月新築住宅販売、8.8%増の69万3000戸 予想上回る

2024年04月24日(水)01時49分

米商務省が23日発表した3月の新築一戸建て住宅販売戸数(季節調整済み)は年率換算で前月比8.8%増の69万3000戸だった。2021年5月撮影(2024年 ロイター/Octavio Jones)

(本文中の表現を一部修正します)

[ワシントン 23 日 ロイター] - 米商務省が23日発表した3月の新築一戸建て住宅販売戸数(季節調整済み)は年率換算で前月比8.8%増の69万3000戸だった。ロイターがまとめた市場予想(67万戸)を上回った。

2月の販売戸数は63万7000戸と、前回発表の66万2000戸から下方改定された。中古住宅の慢性的な在庫不足が需要を下支えしたが、住宅ローン金利の高止まりにより勢いが抑制される可能性がある。

3月の販売戸数は前年同月比で8.3%増えた。

新築住宅販売戸数は米国の住宅販売戸数のうち10%超を占める。契約時に計上されるため住宅市場の先行指標となるが、前月比の増減率は大きく変動しやすい。

米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)のデータによると、30年固定金利住宅ローン金利の平均は再び7%超えとなった。

先週発表されたデータによると、3月の一戸建て住宅着工件数と建築許可件数はいずれも減少し低水準となった。

ロイター
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