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米住宅建設業者指数、11カ月ぶりの高水準
[ニューヨーク 19日 ロイター] - 全米住宅建設業者協会(NAHB)が発表した9月のNAHB/ウエルズ・ファーゴ住宅建設業者指数は、前月の59(60から下方改定)から65に上昇し、2015年10月以来の高水準に一致した。夏の閑散期を経て、住宅購入意欲が再び高まった。
市場予想の60も上回った。
NAHBのエド・ブレイディー会長は「家計所得が拡大する中、全国的に建設業者の業況が改善しており、住宅市場が引き続き進展している前向きな兆候を示している」と指摘。
「一戸建て市場は引き続き緩やかな回復を遂げており、この勢いは年内そして来年にかけて強まる」と予想する。
内訳では、現在の販売見通しは6ポイント上昇の71。今後半年の販売見通しは5ポイント上がり71となった。
潜在的な住宅購入者の動きを示す指数は4ポイント上昇の48。
地域別では、3カ月平均指数が北東部と南部で1ポイント上昇しそれぞれ42、64となった。西部は4ポイント上昇の73、中西部は55で変わらずだった。