10月31日、米労働省が発表した26日までの週の新規失業保険申請件数は34万件で前週から1万件減少。市場予想の33万9000件にほぼ沿う内容に。写真はフィラデルフィアで開催されたジョブフェアで。7月撮影(2013年 ロイター/Mark Makela)
[ワシントン 31日 ロイター] -米労働省が発表した26日までの週の新規失業保険申請件数は34万件で、前週の35万件から1万件減少、市場予想の33万9000件にほぼ沿う内容となった。
前週の数字は修正されなかった。
労働省によると、カリフォルニア州では今回、失業保険申請のこれまでの繰り越し分は報告されなかった。同州では9月以降、新システムへの移行に伴い技術的な障害が発生しており、労働市場の正確な状況を把握することが困難になっていた。
また最近では、政府機関の一時閉鎖による連邦職員の失業保険申請も全体の押し上げ要因となっていた。19日までの週の連邦職員による申請件数は2万9713件減少した。
労働市場のすう勢をみる上で参考になる4週間移動平均は、26日までの週で8000件増の35万6250件。
19日までの週の受給総数は3万1000件増の288万1000件だった。