レンズがとらえた地球のひと・すがた・みらい
無人の会議室が語る巨大企業の秘密
Empty Boardrooms
Photographs by Jaqueline Hassink
世界有数の大銀行BNPパリバの経営陣が集まるのはナポレオンゆかりの会議室。ドイツの鉄鋼メーカー・ティッセンクルップの重役はモダンな本社ビルから工場の遺構を見下ろし…
世界が切り取る 5月15日 ネット時代の巨大写真イベント
手軽に目前の「今」を記録する方法として、写真は日常の多様なシーンで活躍している。5月15日(火)ごく普通の一日を世界中の参加者が各々の視点でカメラに収め、言語の違…
砂漠色の前哨基地が語る戦争の現実
アフガニスタン南部、カンダハルの砂塵に小高い丘がそびえる。至る所にバラックが立ち、砂ぼこりと同色に染まった数十の軍用車が身を潜める。ここは、02年からアフガニスタ…
フォトフェスト・ヒューストン---ロシア特集
世界でも有数の写真祭で全米でもっとも長い歴史があるフォトフェスト・ビエンナーレがテキサス州ヒューストンで始まった(4/29まで)。市内の110以上の美術館、ギャ…
震災から1年---写真が今できること
被災地では一周忌法要の知らせが次々と届き、悲しみを新たにしている。洋々とした豊かな海は黒い水の山と化し、温かい生活の営みを一瞬にして奪い去っていったあの日、膨大な…
世界報道写真コンテスト 大賞は「アラブの春」から
2月10日、世界報道写真(World Press Photo)財団(本部・オランダ)が選ぶ第55回世界報道写真賞の各賞が発表になった。 大賞は、…
ガスプロムに永遠の愛を誓って
北極圏から60キロ、ロシア北部の町ノーブイウレンゴイ。この町を動かしているのは、地方官僚でもロシア政府でもない。ロシアの巨大エネルギー企業、ガスプロムだ。世界最大…
新旧の街並みを味わうアジア
フィリピンの首都マニラの、とあるスラム街。ベニヤ板を貼り合わせただけの質素な家が寄り添うように立ち並び、路上は人々の炊事、洗濯、だんらんの場と化している。その光景…
カブールに光を与えるシネマ文化
その薄暗い場所では、男たちがマンゴージュースを飲んだり、たばこを吹かしながら、スクリーンを食い入るように見詰めていた。映画の中で歌やダンスを繰り広げるパキスタン人…
写真の新たな飛躍を感じて---日本の新進作家たち
日々どれほどの写真に出会うだろう。目に入った膨大な量の写真が発する情報の多くは、私たちに浅い記憶を植え付け、あるいは何も残さずに過去へと流れていく。そんな写真に対…
ガーナをむしばむデジタル機器の「墓場」
ガーナの首都アクラ郊外にあるスラム、アゴグブロシは電子機器の墓場だ。パソコンのマザーボード、モニター、ハードディスクなどが燃やされ、黒煙と悪臭が一帯を覆う。住民が…