World Voice

ミャンマーでエンタメとクリエイトする日々

新町智哉|ミャンマー

2017年12月ヤンゴン、シュエダゴンパゴダお膝元の様子

ミャンマー最大級の仏塔シュエダゴンパゴダ境内の様子

皆さん今晩は。

ヤンゴンから新町がお届けしております。
ミャンマー全土で見ると引き続き大変な状態が続いております(決してヤンゴンも平穏ではありません)が、私の生活範囲内で言えば今のところ落ち着いて生活が出来る状態ではあると言えると思います。
現状色々と気になるニュースなどがありますが、引き続きミャンマーがより良い方向に向かう事を祈り続ける日々です。

前回は今から約8年前の初めてミャンマーに来た時の印象に残った出来事について書きまいた。


初めてミャンマーに来た時の思い出

今回は約5年前の時のお話です。
今回も動画があります。
記事を読んでいただいてから動画を観ても良いし、先に動画を観てから記事を読んでいただいても良いのかなと思います。
動画はこちらです


当時は会社を新体制にしたばかりでようやく色々落ち付いてきたところという感じだったと思います(大分昔なので時系列が曖昧です)
この動画も思い付きで「街ブラ的な動画撮りたいよね」とそんな感じで始めたんだと思います。

最終的にどんな形になるか、最初は考えていませんでした、例えば僕がずっと出役になるのかとか、そもそも日本人向けなのかミャンマー人向けなのか、はたまた外国人向けなのか。
けれども、とにかく今のヤンゴンを映像で押えておくのは貴重だと思ったのでとにもかくにもまずやってみようという感じでした。
あくまでもテストとしての形だったので編集はしましたが、テロップなども入っていません。
特殊効果なども入れていません。

BGMも効果音なんかも今後考えていけば良いかと思っていたので入れてありません。
本当のリアルな音だけなので雰囲気はより伝わるかなと思います。
因みにこれは企画内容だけをスタッフにざざっと伝えて後は台本もなく一発撮りでやってます。
スタッフも最小限でした。
カメラマン、カメラアシスタント、出役の二人、そしてディレクター。
この時のディレクターは短編映画「一杯のモヒンガー」の脚本&助監督

そして「ゴールデンロッカーズ」では監督&脚本を手掛けた「平田悠子」が行っています。

確か朝6時集合だった気がします。
バハンというところの市場を映像で撮りたかったんですが、市場は朝が早いんですね。
なので朝から賑わっているところを押さえたいと思っての集合時間でした。
映像が始まっているのは正に当時住んでた家の直ぐ下です。
ずっと一緒に映っているのが当時会社の寮に一緒に住んでいた通訳の「アウン・トゥ・レイン」君なのです。
彼は上記2作の共同監督でもあります。

ずっと手にマイクを持っているのですが、実はそのマイクはワイヤレスでカメラと繋がってます。
よくドラマ撮影などで使う釣り竿に吊るしたマイクがこの時まだ機材として無かったので数メートルだけ音声を飛ばせるワイヤレスの機材を使って自分たちの声を手持ちマイクで拾うという形にしました。
TVなどではダメかもしれませんが、YouTubeで観る映像としてはこれで充分かなと思いました。
意外に音はちゃんと入るし、撮影中拾いたい音は僕がマイクを向ければ録れるので結構便利なシステムだと思います。

映像が始まってから30秒くらいの間に大きな道路を渡るというツワモノのように見えるかもしれませんが、ミャンマーでは結構当たり前の光景です。
そもそも歩行者横断歩道が無いのでこんな映像になってます。
当時たまに日本に帰った時に幹線道路をワンチャン信号無いところで渡ろうとしてしまう自分がいて「慣れって怖いな」と思いました。

市場に行くまでも延々トゥレイン(こう呼んでました)とただダベりながら歩いて行くというものなんですが、改めてみるとミャンマーに行った事がない人にとっては結構面白いリアルな映像なんじゃないかなと思います。

1:00~
登場するのはミャンマー伝統?のお手製シャンプーです。
この映像ではあまり伝わりませんが、中々の物で木の根やレモンなどを入れていて、しゃ(物によって入っているものが違う)汚れを落とすというよりはリンス的に髪を守るというイメージなのでしょうか?
私は使う勇気が無かったのですが、この後トゥレインが美味しくいただき───、もといしっかり使いました。

1:50~
果物屋さんが映っていて、どこで作ったものかを聞いているんですが、タイ産がこの店以外でも結構多くありました。
タイの事を「ユーリア」というのが妙に気に入って編集でも度々入れています。
「ユーリア」って響きがいいなと思ったのですが、何故そう呼ばれているのかはよくわかりません。
ミャンマーは外来語的に英語から来ているものが多くありますが、この呼び方はそれとは違い独特だと思いました。

2:27~
この映像の目玉と言えるバハンゼー(ゼーは市場という意味です)
この時はここ以外の市場をよく知らなかったのであまり気に留めていませんでしたが、ヤンゴンの市場の中では珍しい形かなと思います。
入口からずっと狭い道が続き所狭しと店が並んでいる形です。
奥にいくと少し開けたところがありますが、他の市場に比べ閉鎖感があり独特な雰囲気のある市場だなと思います。

この後は市場を出て最後はシュエダゴンパゴダを引きで観たところで・・・
というところですがいかがだったでしょうか?
この後、色んなパターンでこういった街ブラを撮っていきたかったのですが、色々とやる事もあったので遂にこのプロット版だけで未だに幻の企画となっています。
わざわざ時間をかけて撮ったものなので今回蔵出しで皆さんに披露いたしました。
改めて面白い企画だと思うのでいつかまたやりたいなと思います。

因みにタイトルは考えていたんです。
その名も
「サムライミャンマー」
どうでしょう?
小賢しく世界を狙っている感がありますね(笑)

このYouTubeチャンネルは私個人のものなんですが、今後蔵出し動画や、可能なだけ現状をお伝えする動画などもアップしていけたらなと思っています。
良かったら高評価チャンネル登録よろしくお願いします。


それではまた。

 

Profile

著者プロフィール
新町智哉

映像プロデューサー。2014年からミャンマー最大都市ヤンゴンに在住。MAKE SENSE ENTERTAINMENT Co.,Ltd. GM。日緬製作スタッフによる短編コメディ「一杯のモヒンガー」でミャンマーワッタン映画祭のノミネートを皮切りに世界各国の映画祭で受賞。起業家、歌手、俳優としてもミャンマーで活動する。

Twitter:@tomoyangon
Instagram:tomoyangon
note:https://note.com/tomoyaan

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