スタートアップ超大国 インド~ベンガルールからの現地ブログ~
[備忘録] ベンガルールでの第1回目のCOVID19ワクチン接種
幸運なことに、友人の計らいでベンガルールにて第1回目のワクチンを打つことができましたので、備忘録ということでどんなロジだったのかを紹介します。
1.ワクチンを打つまで
現状、私が住んでいるカルナータカ州では有難いことに、18歳以上はワクチン接種が可能な状態となっています。
ワクチンを打つまでには、いくつかの経路があるようで、以下の3つに分類できます。
私は、3)の経路を用いて、空いているスロットに滑り込むことができました。
1) 政府公認アプリ Aarogya Setu/CoWin経由で無料か有料ワクチンを予約して接種
2) 所属企業が私立病院と交渉して集団でのワクチン接種を実施
3) マンションの組合経由で私立病院と交渉して集団でのワクチン接種をマンション内で実施。
Aarogya Setuは政府公認での対COVID19用アプリとなっており、Bluetoothを通じて健康状態の共有、ワクチン状況の管理を実施出来るアプリとなっております。
画面もシンプルなつくりになっており、簡易自己診断(症状確認で自分がCOVID19であるかどうかを判別)、政府からの陽性数状況のアップデート、ワクチン予約、周りの状況確認が可能なモバイルアプリとなっています。
[Aarogya Setu 画面]
(筆者アプリより抜粋)
[Aarogya Setuを用いたワクチン予約画面推移図]
パスポート、Adhar Card等で個人情報番号を登録してAarogya Setuと紐つけを実施したのち、以下のように有料か無料で自分の在住エリアでワクチンを打つことのできるスロットを選択可能。
(筆者アプリより抜粋)
以下のように、左は無料の病院、右は有料の病院となります。自分が探した際には無料の病院しかスロットがなかったです。
加えて、日によってスロットの空き具合が変動しており、注意が必要です。
(筆者アプリより抜粋)
著者プロフィール
- 永田賢
Sagri Bengaluru Private Limited, Chief Strategy Officer。 大学卒業後、保険会社、人材系ベンチャー、実家の介護事業とキャリアを重ね、2017年7月に、海外でのタフなキャリアパスを求めてYusen Logistics India Pvt. Ltdのベンガルール支店に現地採用社員として着任。 現地での日系企業営業の傍ら、ベンガルールを中心としたスタートアップに魅せられ独自にネットワークを構築。2019年4月から日系アグリテックのSAgri株式会社インド法人立ち上げに参画、2度目のベンガルール赴任中。
Linkedin: https://www.linkedin.com/in/satoshi-nagata-42177948/