メドベージェフ「ウクライナに核移転ならNATOに核攻撃されたとみなす」
Putin Ally Issues Nuclear War Warning to US
2024年11月27日(水)18時08分
ウクライナは今日まで原子力を大いに利用しているが、核不拡散条約に加盟しているため、核兵器の保有を試みたことはない。
だが、2022年にロシアが本格的なウクライナ侵攻を開始したことで、多くの世界の指導者たちが、ウクライナに核兵器を放棄させたことを後悔するようになった。
2023年4月、アメリカ大統領として1994年のブダペスト覚書を取りまとめたビル・クリントンは、アイルランドのRTE放送に対し、ウクライナがまだ核を保有していればロシアは侵攻しなかったかもしれないと語った。
「個人的な責任があると感じている。私がウクライナに核兵器の放棄を同意させたのだから」と、クリントンは述べた。「ウクライナが今も核兵器を保有していたら、ロシアはこのような暴挙にでなかっただろうと、ウクライナでは誰もが思っている」
今年10月中旬にブリュッセルで演説したウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ドナルド・トランプ前大統領と9月に会談した際、ロシアの侵略を抑止するためにウクライナは核兵器を開発する必要性がある、と訴えたことを明かした。