ドイツ、イスラエルへの武器供与継続...「国際法順守は必須」
ドイツのショルツ首相は10月17日、今後もイスラエルへの武器供給を通じて自衛支援を継続すると述べる一方、イスラエルは国際法を順守しなければならず、最終目標は2国家解決だと言明した。同日、ブリュッセルで撮影(2024年 ロイター/Johanna Geron)
ドイツのショルツ首相は17日、今後もイスラエルへの武器供給を通じて自衛支援を継続すると述べる一方、イスラエルは国際法を順守しなければならず、最終目標は2国家解決だと言明した。
通信社DPAが16日に経済省のデータとして伝えたところによると、ドイツは過去8週間でイスラエル向けに約3100万ユーロ(3400万ドル)相当の武器輸出を承認。これは年初から7月中旬までの2倍以上となる。
ベーアボック外相は先月、国際人道法違反に対する懸念に言及し、イスラム組織ハマスのイスラエル襲撃が起きた昨年10月7日以降、パレスチナ自治区ガザで使用される恐れがある武器の輸出は承認していないと説明。16日には、ドイツが供給する軍事物資使用に当たりイスラエルが国際人道法の順守を保証する書簡を待っていると述べた。
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