プーチンが語り始めた「ロシア崩壊」の脅しは核より怖い?
Russia's Collapse Now Considered Plausible by Putin—Ex-Zelensky Adviser
ゼレンスキーの元顧問のアレストビッチは、プーチンとメドベージェフが「ロシアの崩壊について」語っていることは、事態がかなり切迫していることを示すと指摘した。「なにしろロシアの大統領が(自身の懸念を)公然と表明しているのだから」
プーチンとメドベージェフは自国の崩壊を「完全に現実的なシナリオ」とみて、「少なくもここ3、4カ月」、その事態にどう備えるか話し合ってきたと、アレストビッチは言う。
「プーチンは脅威となる可能性がある非常に重大なシグナル、非常に重大かつ深刻なシグナルにしか反応しない」
ウクライナ情報を英語に翻訳して伝えているツイッターのアカウント「ウォー・トランスレイティッド」がフェイギン・ライブのインタビューの要約を紹介し、アレストビッチの指摘を伝えた上で次のように解説している。
「大統領その人が懸念を語ったということは、今やこれが最高レベルの危機となったことを物語る。ロシアは奈落の底へと突き進んでいる......戦争は最終局面、3段階の最後に突入したと、アレストビッチは確信している」
アレストビッチは今年1月まで大統領顧問を務めていたが、ウクライナ東部の都市ドニプロの集合住宅を破壊し、少なくとも40人の死者を出したロシアのミサイル攻撃について、誤ってウクライナの迎撃ミサイルによるものだと示唆し、この発言がロシアのプロパガンダに利用されたため自ら職を退いた。
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