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銃乱射アメリカで相次ぐ銃乱射...犯行前、加害者の言動は? 予兆を読み解く
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RAY CHAVEZーMEDIANEWS GROUPーTHE MERCURY NEWS/GETTY IMAGES
<他人に不安を与える言動をしていたり、周囲が身の安全を懸念するほどの言動をしていた加害者の割合は>
米カリフォルニア州で銃乱射事件が2件続くなか、米国土安全保障省シークレットサービスの国家脅威分析センター(NTAC)が同種の犯行の予兆に関する報告書を発表した。
2016~20年に米国内の公共または準公共の場で発生した大量殺傷事件173件を分析したところ、180人の加害者のうち76%が犯行前に他人に不安を与える行動や「気がかりなコミュニケーション」を取っていた。
さらに、犯行前に周囲の人へ「加害者や自分自身、周囲の身の安全に懸念を抱くレベルの不安を与えていた」加害者も57%に上ったという。
173件のうち銃が使用されたのは73%。そのうち23%では不法に入手された銃が使われていた。
76%
犯行前に他人に不安を与える言動をしていた加害者の割合
57%
周囲が身の安全を懸念するほどの言動をしていた加害者の割合
23%
銃による大量殺傷事件のうち不法に入手した銃が使われた割合
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