【映像】巨大ワニが近所を「散歩」するフロリダの日常
※動画は本文内で再生できます USA TODAY-YouTube
<住宅街に巨大ワニ、これも想定内?>
イースターの日曜、フロリダ州ベニスの住民は住宅街に現れた全長3メートルのアリゲーター(ワニ)に戦慄したことだろう。
17日にサラソタ郡保安官事務所がフェイスブックに投稿した動画には、尻尾の長い大きなワニがのそのそと住宅街を這う様子が映し出されている。自身の体重を支えきれないためなのか、数歩進むごとにお腹を地面に下ろして休息をとらずにはいられないようだ。撮影者は「ペットのワニを散歩させているところ」とジョークを飛ばす。やがて湖にたどり着くと、ワニの巨体は水の中へと消えていった。この動画は、21日の時点で56万回以上再生されている。
フロリダ州でワニに遭遇するのは珍しいことではない。
フロリダ州魚類野生生物保護委員会(FWC)のタミー・サップは、「フロリダ州の全郡には100万頭以上のワニが生息しているが、人間が深刻な被害に遭うことは稀」と語る。
もしワニを見かけたら、当然ながら安全な距離を保つ必要がある。ペットが狙われる可能性もあるため水辺に近づけてはいけない。犬の散歩中にワニに襲われる事故も発生している。一方で、ゴルフ場に出没するなど愉快なニュースとして取り上げられることもある。
生活圏が重なるだけに生活上の注意は不可欠だ。フロリダでワニが話題に上るとき、願わくば愉快な話題の方であってほしい。