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中東イラン大統領、バイデンに核合意への復帰を要請「トランプは死んだが核合意はまだ生きている」
イランのロウハニ大統領は、米国のバイデン次期大統領に対し、2015年のイラン核合意に復帰し、対イラン制裁を解除するよう求めた。写真は2019年10月、アルメニアのエレバンで撮影。提供写真(2021年 ロイター/Sputnik/Alexei Druzhinin/Kremlin via REUTERS)
イランのロウハニ大統領は20日、米国のバイデン次期大統領に対し、2015年のイラン核合意に復帰し、対イラン制裁を解除するよう求めた。
バイデン氏は、イランが核合意を再び厳守すれば、同合意に復帰する意向を示している。
ロウハニ大統領は、テレビ放映された閣議で「ボールは米国の側にある。米国が2015年のイラン核合意に復帰すれば、われわれも同合意の下での義務を完全に履行する」と述べた。
バイデン次期政権の国務長官に指名されたアントニー・ブリンケン氏は19日、核合意への復帰の是非を直ちに決めることはないと発言した。
ロウハニ大統領は「トランプ大統領の政治キャリアは今日で終わる。イランに『最大限の圧力』をかけるトランプ氏の政策は完全な失敗に終わった」とし「トランプ氏は死んだが、核合意はまだ生きている」と述べた。
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