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シリア攻撃プーチン「欧米がシリアを再び攻撃すれば世界は混乱へ」
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4月15日、米英仏3カ国によるシリア攻撃を受け、ロシアのプーチン大統領(写真)は、欧米が再びシリアを攻撃すれば、世界は混乱に陥ると警告した。12日撮影(2018年 ロイター/Maxim Shipenkov/Pool via REUTERS)
米英仏3カ国によるシリア攻撃を受け、ロシアのプーチン大統領は15日、欧米が再びシリアを攻撃すれば、世界は混乱に陥ると警告した。
3カ国は14日、シリアのアサド政権が化学兵器を使用したとして関連施設を標的にミサイル105発で攻撃した。
米国のヘイリー国連大使は国連安全保障理事会の緊急会合で、シリアが有毒ガスを再び使用すれば米国は行動する用意があるとするトランプ米大統領の発言を明らかにしている。
ロシア政府の声明によると、プーチン大統領はイランのロウハニ大統領と電話で会談し、欧米による攻撃は7年に及ぶシリア内戦を政治的に解決する可能性を低下させたとの認識で一致。プーチン大統領は「国連憲章に違反する今回のような行為が続く場合、国際関係の混乱は避けられなくなる」との考えを強調したという。
一方、ヘイリー米国連大使はCBSの番組で、アサド政権の化学兵器使用疑惑に関連する機器を扱う企業を対象に、米国政府が16日に新たな経済制裁を発表すると述べた。米国政府はロシアへの圧力を一段と強める構えだ。
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