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動物虐待【動画】「騎士の国」イギリスの恥部 見捨てられる馬たち
冬、ぬかるんだ畑で凍え死にかけていた馬を5人がかりで立たせる RSPCA(England & Wales)/TWITTER
<イギリスで、飼い主に捨てられ保護される馬が年間1000頭に達し、増え続けている>
騎士の国イギリスで、馬が捨てられ野垂れ死にしている。動物愛護団体の草分け、英国動物虐待防止協会(RSPCA)が昨年保護した馬の数は1000頭近くにのぼる。2012年から馬を捨てないよう訴えているが、問題は悪化するばかりだという。
「イギリス中で、ゴミのように捨てられた馬が死ぬか、死にかけている」と、もう何年も悪化を続けている馬の受難についてRSPCAのクリスティン・マクニール検査官は言う。「動物虐待通報用の番号には、馬だけで毎日平均80件も電話がある。馬のことをとても心配してショックを受けている人々からだ」
ある馬は大みそかの日、泥のなかに倒れているのが見つかった。持ち主はおそらく、弱った馬の面倒をみるのが嫌で捨てたのだろうと、RSPCAは言う。馬の世話には費用がかかる上に、景気の低迷が重なったのが原因の一つとみられている。
If you've been saddened by the #HorseCrisis on #VictoriaLive this morning, please consider sponsoring a stable. We currently have 928 horses in our care, and it costs more than £3m per year to care for them, excluding veterinary costs https://t.co/s4G4SRo6DM pic.twitter.com/AhiNwpDAKd
— RSPCA (England & Wales) (@RSPCA_official) 2018年4月24日