最新記事

オリンピック

リオ五輪で世界が注目するアスリートBEST10

2016年8月5日(金)15時00分
ジョン・ウォルターズ

Phil Noble-REUTERS

<エストニアの三つ子姉妹ランナーに、地中海を泳いで生き延びたシリア難民の競泳選手――。フェルプス、ボルトだけじゃないリオ五輪の注目選手を一挙に紹介>(写真は前回ロンドン五輪で2大会連続・2種目金メダルを達成したボルト)

 いよいよリオデジャネイロ五輪が開幕する。過去最多の206の国と地域を代表する1万500人のアスリートが参加する。すべての競技を見ることはもちろんできないが、そのうち世界が注目するアスリート10人(組)を見てみよう。

<参考記事>ドーピング防止には「生体パスポート」しかない


■10位 ライラ、リーナ、リリーのルイク三姉妹(女子マラソン・エストニア)

 女子マラソンにエストニア代表として出場するルイク三姉妹は、今年30歳の「三つ子」トリオ。過去のオリンピックでは双子は約200組出場しているが、三つ子が揃って出場するのはこれが初めて。残念ながらメダルが期待できるような記録は3人とも持っていないが、それぞれの自己最高記録が、最初に生まれた長女のライラから、次女のリーナ、三女のリリーと順番になっているのは興味深い。


■9位 ナサール・アルアティヤ(男子クレー射撃・カタール)

 6回連続でオリンピックのクレー射撃に出場する45歳のアルアティヤの得意種目は他にもある。4年前のロンドン五輪のクレー射撃で銅メダルを獲得したアルアティヤだが、約9300キロを走破するダカールラリーで2011年と2015年に優勝している。リオでは、カタール初の金メダル獲得を目指す。


■8位 トーマス・デーリー(男子高飛び込み・イギリス)

 4年前のロンドン五輪で、10メートル高飛び込み個人で銅メダルを獲得し、一躍本国イギリスの人気タレントとなった。最近ではイギリスの民間放送局ITVがドキュメンタリー番組を製作している。昨年、アメリカの映画脚本家ダスティン・ランス・ブラックとの婚約を公表した。


■7位 ニーノ・サルクワゼ(女子ピストル・ジョージア)

 ピストル競技でこれまでに金、銀、銅のすべてのメダルを獲得しているサルクワゼは、リオが8回目のオリンピックとなる。これは、女子ではドイツとイタリアの代表だったカヌー選手ヨセファ・イデムと並ぶタイ記録。またサルクワゼの18歳の息子もピストルでリオ五輪に出場するが、母子での五輪参加は史上初の快挙だ。


■6位 シディクール・ラーマン(男子ゴルフ・バングラデシュ)

 バングラデシュから(抽選等の選考を経ずに)初めて実力でオリンピック出場を勝ち取ったのが、31歳のラーマン。今回のリオ五輪はゴルフのトッププレーヤーが次々に「ジカ熱」への懸念を理由に出場を辞退したため、ラーマンが出場資格56位に滑り込んだ。

今、あなたにオススメ

関連ワード

ニュース速報

ワールド

高市首相、応援演説で円安メリットに言及 米関税のバ

ワールド

米政府機関の一部が閉鎖、短期間の公算 予算案の下院

ビジネス

中国1月製造業PMIが50割れ、非製造業は22年1

ワールド

トランプ氏、労働統計局長にベテランエコノミスト指名
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:高市 vs 中国
特集:高市 vs 中国
2026年2月 3日号(1/27発売)

台湾発言に手を緩めない習近平と静観のトランプ。激動の東アジアを生き抜く日本の戦略とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「副産物」で建設業界のあの問題を解決
  • 2
    ロシア軍の前線で「弾よけ」にされるアフリカ人...兵士供給に悩むロシアが行う「外道行為」の実態
  • 3
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界でも過去最大規模
  • 4
    日本はすでに世界第4位の移民受け入れ国...実は開放…
  • 5
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパ…
  • 6
    麻薬中毒が「アメリカ文化」...グリーンランド人が投…
  • 7
    日本経済を中国市場から切り離すべきなのか
  • 8
    秋田県は生徒の学力が全国トップクラスなのに、1キロ…
  • 9
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 10
    高市首相の発言は正しかった...「対中圧力」と「揺れ…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 3
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界でも過去最大規模
  • 4
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 5
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「…
  • 6
    一人っ子政策後も止まらない人口減少...中国少子化は…
  • 7
    スペースXの宇宙飛行士の帰還が健康問題で前倒しに..…
  • 8
    ロシア軍の前線で「弾よけ」にされるアフリカ人...兵…
  • 9
    町長を「バズーカで攻撃」フィリピンで暗殺未遂、大…
  • 10
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 3
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 6
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 7
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 8
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
  • 9
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 10
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中