最新記事
SDGsパートナー

「何気ない行動が持続可能な開発につながる」 バングラデシュ女性700人以上を日本品質の革職人に育成するFrankPR

2023年9月4日(月)10時40分
ニューズウィーク日本版編集部SDGs室 ブランドストーリー
FrankPRの革製品を作る女性たち

シングルマザーの女性が働くバングラデシュの工房の様子

<レザーブランド「Raffaello」の製造・販売を通じ、ジェンダーによる雇用や教育機会の格差や児童労働といった問題に取り組む>

世界を変えるには、ニュースになるような大規模なプロジェクトや製品だけでは不十分。日本企業のたとえ小さなSDGsであっても、それが広く伝われば、共感を生み、新たなアイデアにつながり、社会課題の解決に近づいていく──。この考えのもと、ニューズウィーク日本版はこの春、「SDGsアワード」を立ち上げました。その一環として、日本企業によるSDGsの取り組みを積極的に情報発信していきます。

◇ ◇ ◇


株式会社FrankPRは、レザーブランド「Raffaello」の製造・販売を通じ、ジェンダーによる雇用や教育機会の格差や児童労働といった問題に取り組む企業だ。環境省と外務省のSDGsアワードをW受賞するなど、SDGsに対する取り組みは高く評価されている。

FrankPR松尾真希代表取締役

バングラデシュを訪れたFrankPR松尾真希代表取締役

女性の経済的な安定が、継続的な貧困問題解決のカギとなる

アジア最貧国と言われるバングラデシュは、現在もジェンダーによる雇用や教育機会の格差や児童労働といった問題を抱えており、シングルマザーは貧困に陥りやすい。結果的にその子どもも就学機会を喪失し、貧困の連鎖を生み出している。

こうした課題を解決すべく、株式会社FrankPRが2014年に立ち上げたのがレザーブランド「Raffaello」だ。製品は全て、女性の人権配慮や児童労働の撲滅に合意する職人や工房のもとで製造し、これまでに延べ700人以上の現地女性の雇用を創出してきた。

雇用した女性たちには熟練の革職人が皮革技術を伝え、世界で最も基準が厳しいと言われる日本品質の製品を制作できる一流の革職人として育成。高い技術を身につけることで、現地の革工房と比較して1.25倍以上の月給支給を実現している。

経済的に安定することで、子どもの教育にもお金を使えるようになるため、就学率の向上にもつながる。結果的に、貧困の連鎖を防ぐことができる。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

米・イランが核協議、交渉継続で合意 アラグチ外相「

ワールド

EU、対ロシア制裁第20弾を提案 石油輸出向け海運

ワールド

伊首相、バンス氏と会談 ミラノでは五輪開幕控え反I

ビジネス

ECBの2大リスク、経済失速とインフレ下振れ定着=
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプの帝国
特集:トランプの帝国
2026年2月10日号(2/ 3発売)

南北アメリカの完全支配を狙うトランプの戦略は中国を利し、世界の経済勢力図を完全に塗り替える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近したイラン製ドローンを撃墜
  • 2
    エヌビディア「一強時代」がついに終焉?割って入った「最強ライバル」の名前
  • 3
    がんの約4割は、日々の取り組みで「予防可能」...予防のために、絶対にしてはいけないこととは?
  • 4
    韓国ダークツーリズムが変わる 日本統治時代から「南…
  • 5
    地球の近くで「第2の地球」が発見されたかも! その…
  • 6
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 7
    鉱物資源の安定供給を守るために必要なことは「中国…
  • 8
    「右足全体が食われた」...突如ビーチに現れたサメが…
  • 9
    グラフが示す「米国人のトランプ離れ」の実態...最新…
  • 10
    「エプスタインは悪そのもの」「悪夢を見たほど」──…
  • 1
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 2
    日本への威圧を強める中国...「レアアース依存」から脱却する道筋
  • 3
    致死率は最大75%のニパウイルスが、世界規模で感染拡大する可能性は? 感染症の専門家の見解
  • 4
    「出禁」も覚悟? ディズニーランドで緊急停止した乗…
  • 5
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近した…
  • 6
    グラフが示す「米国人のトランプ離れ」の実態...最新…
  • 7
    高市首相の発言は正しかった...「対中圧力」と「揺れ…
  • 8
    エプスタインが政権中枢の情報をプーチンに流してい…
  • 9
    関節が弱ると人生も鈍る...健康長寿は「自重筋トレ」…
  • 10
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 3
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 4
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 5
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 6
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 7
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 8
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 9
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 10
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中