最新記事
筋トレ

たった1日10分の筋トレが人生を変える...大人になったら「筋肉投資」で健康長生きの秘訣

2024年6月10日(月)15時12分
芳賀 セブン (YouTuber)*PRESIDENT Onlineからの転載

【大人でも筋トレをすれば成長ホルモンが出る】

筋トレにはアンチエイジング効果があるという。成長ホルモンが分泌されるからだ。

もともと成長ホルモンは、子どもの頃に盛んに分泌され、骨や筋肉などを発達させてくれるもの。大人になってからも分泌されるのだけど、加齢と共に減少していき、40代になると思春期の半分程度、60代になると20パーセントくらいまで減少するらしい。

ただし、これは何も運動をしなかった場合。

大人になってからでも筋トレをすれば成長ホルモンが増える。さすがに身長を伸ばしてはくれないけど、筋肉を増やして引き締まったカラダを維持してくれたり、皮膚の再生や毛髪の生え変わりを促進してくれたりする。

つまり成長ホルモンは、老化の進行を遅らせてくれる、若返りホルモンというわけだ。アイドルがよく「永遠の18歳です」と言うが、筋トレはそれを実現させてくれる唯一の手段だと思う。

トレーニングに熱中している人は、実年齢より若く見える人がとても多い。何かに熱中していると、時間が早く過ぎる。実際は3時間経っているのに、1時間くらいしか過ぎていないように感じることも。

つまり、何かに熱中している人は、脳が認識している時間が短いから、老化するのも遅いのだ。いつまでも若々しく健康であるために、今すぐ筋トレを始めよう。マイナス10歳は夢じゃない!

【筋トレを始めるのに遅すぎることはない】

あなたが50代だろうと70代だろうと、筋トレを始めるのに遅すぎるということはない。いつからでもトレーニングを始めていい。

トレーニングを始めるのは早いに越したことはないが、過去のことを悔やんでも仕方がない。今からでも始めれば、現状より確実に君の健康状態は良くなる。

僕も、父や母には何度も筋トレをするように勧めてきた。父はなかなか重い腰が上がらないが、母はジムに通うようになった。

僕のようなマッチョを目指すのが筋トレのすべてではない。特に中年以降の方は、筋トレをするかしないかは健康寿命にダイレクトに関わってくる。

なぜなら、今のうちから筋肉をつけておかないと、高齢者になったとき寝たきりになってしまう危険性があるからだ。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

イスラエルがガザ空爆、48時間で120人殺害 パレ

ワールド

大統領への「殺し屋雇った」、フィリピン副大統領発言

ワールド

米農務長官にロリンズ氏、保守系シンクタンク所長

ワールド

COP29、年3000億ドルの途上国支援で合意 不
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:超解説 トランプ2.0
特集:超解説 トランプ2.0
2024年11月26日号(11/19発売)

電光石火の閣僚人事で世界に先制パンチ。第2次トランプ政権で次に起きること

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「1年後の体力がまったく変わる」日常生活を自然に筋トレに変える7つのヒント
  • 2
    「ダイエット成功」3つの戦略...「食事内容」ではなく「タイミング」である可能性【最新研究】
  • 3
    「このまま全員死ぬんだ...」巨大な部品が外されたまま飛行機が離陸体勢に...窓から女性が撮影した映像にネット震撼
  • 4
    寿命が延びる、3つのシンプルな習慣
  • 5
    日本人はホームレスをどう見ているのか? ルポに対す…
  • 6
    寿命が5年延びる「運動量」に研究者が言及...40歳か…
  • 7
    北朝鮮は、ロシアに派遣した兵士の「生還を望んでい…
  • 8
    クルスク州のロシア軍司令部をウクライナがミサイル…
  • 9
    元幼稚園教諭の女性兵士がロシアの巡航ミサイル「Kh-…
  • 10
    朝食で老化が早まる可能性...研究者が「超加工食品」…
  • 1
    寿命が延びる、3つのシンプルな習慣
  • 2
    「1年後の体力がまったく変わる」日常生活を自然に筋トレに変える7つのヒント
  • 3
    朝食で老化が早まる可能性...研究者が「超加工食品」に警鐘【最新研究】
  • 4
    「会見拒否」で自滅する松本人志を吉本興業が「切り…
  • 5
    自分は「純粋な韓国人」と信じていた女性が、DNA検査…
  • 6
    日本人はホームレスをどう見ているのか? ルポに対す…
  • 7
    北朝鮮は、ロシアに派遣した兵士の「生還を望んでい…
  • 8
    Netflix「打ち切り病」の闇...効率が命、ファンの熱…
  • 9
    「このまま全員死ぬんだ...」巨大な部品が外されたま…
  • 10
    2人きりの部屋で「あそこに怖い男の子がいる」と訴え…
  • 1
    朝食で老化が早まる可能性...研究者が「超加工食品」に警鐘【最新研究】
  • 2
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参加で「ネットの自由」を得た兵士が見ていた動画とは?
  • 3
    寿命が延びる、3つのシンプルな習慣
  • 4
    外来種の巨大ビルマニシキヘビが、シカを捕食...大き…
  • 5
    「1年後の体力がまったく変わる」日常生活を自然に筋…
  • 6
    朝鮮戦争に従軍のアメリカ人が写した「75年前の韓国…
  • 7
    自分は「純粋な韓国人」と信じていた女性が、DNA検査…
  • 8
    北朝鮮兵が味方のロシア兵に発砲して2人死亡!? ウク…
  • 9
    「会見拒否」で自滅する松本人志を吉本興業が「切り…
  • 10
    足跡が見つかることさえ珍しい...「超希少」だが「大…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中