最新記事
ドラマ

チャットGPTにドラマ『フレンズ』2024年版を聞いてみた!...溜まり場は「コワーキングスペース」、恋愛は「マッチングアプリ」

Modern Friends

2024年11月7日(木)15時00分
シャノン・パワー
6人の若者が繰り広げる軽妙な群像劇に多くのファンが熱狂した『フレンズ』

6人の若者が繰り広げる軽妙な群像劇に多くのファンが熱狂した(1995年) EVERETT COLLECTION/AFLO

<誕生から30周年。恋愛作法も住宅事情も様変わりし、より多様性を重視したドラマになるとAIは予想するが...>

9月、NBCテレビの『フレンズ』が1994年の放送開始から30周年を迎えた。

『フレンズ』といえばアメリカのテレビ史に輝く人気コメディー。11年間にわたりニューヨークを舞台に20代の男女6人の人生を追ったが、いま制作したらかなり趣の違うドラマになりそうだ。対話型AI、チャットGPTの力を借りて2024年版を予想した。

【関連画像】30周年を迎えた人気ドラマ『フレンズ』 を見る


■アパート

昨今のすさまじい家賃の高騰には、超お嬢様のレイチェル(演じたのはジェニファー・アニストン)とモニカ(コートニー・コックス)もお手上げ。24年版ではマンハッタンを離れ、ブルックリンに住んでいるだろう。

マンハッタンに住み続けるのは「非現実的」だと、チャットGPTは言う。「モニカは親のコネで条件のいい物件を見つけるかもしれない。あるいは6人全員でシェアハウスに住んでいるかも」

■たまり場

6人が集ったカフェ「セントラル・パーク」はコワーキングスペースに変わっている。

チャットGPTによれば、6人──特に撮影で各地を飛び回る俳優のジョーイ(マット・ルブランク)──はそもそもリアルで会うより、ズーム(Zoom)やフェイスタイムを使うだろう。

■恋愛事情

24年版ではマッチングアプリが大活躍。「ジョーイはアプリを使いこなしてモテモテ。チャンドラー(マシュー・ペリー)とモニカの恋はインスタグラムから始まるかもしれない」と、チャットGPTは予想する。

ロス(デービッド・シュワイマー)とレイチェルは互いの近況をSNSでこっそり探りながら、別れたりくっついたりの関係を続けそう。

展覧会
奈良国立博物館 特別展「超 国宝―祈りのかがやき―」   鑑賞チケット5組10名様プレゼント
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

ガザの砂地から救助隊15人の遺体回収、国連がイスラ

ワールド

トランプ氏、北朝鮮の金総書記と「コミュニケーション

ビジネス

現代自、米ディーラーに値上げの可能性を通告 トラン

ビジネス

FRB当局者、金利巡り慎重姿勢 関税措置で物価上振
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:引きこもるアメリカ
特集:引きこもるアメリカ
2025年4月 8日号(4/ 1発売)

トランプ外交で見捨てられ、ロシアの攻撃リスクにさらされるヨーロッパは日本にとって他人事なのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 2
    ガムから有害物質が体内に取り込まれている...研究者が警鐘【最新研究】
  • 3
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?
  • 4
    ロシア空軍基地へのドローン攻撃で、ウクライナが「…
  • 5
    磯遊びでは「注意が必要」...6歳の少年が「思わぬ生…
  • 6
    自らの醜悪さを晒すだけ...ジブリ風AIイラストに「大…
  • 7
    3500年前の粘土板の「くさび形文字」を解読...「意外…
  • 8
    8日の予定が286日間に...「長すぎた宇宙旅行」から2…
  • 9
    メーガン妃のパスタ料理が賛否両論...「イタリアのお…
  • 10
    なぜ「猛毒の魚」を大量に...アメリカ先住民がトゲの…
  • 1
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き詰った「時代遅れ企業」の行く末は?【アニメで解説】
  • 2
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?
  • 3
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山ダムから有毒の水が流出...惨状伝える映像
  • 4
    【独占】テスラ株急落で大口投資家が本誌に激白「取…
  • 5
    800年前のペルーのミイラに刻まれた精緻すぎるタトゥ…
  • 6
    ロシア空軍基地へのドローン攻撃で、ウクライナが「…
  • 7
    ガムから有害物質が体内に取り込まれている...研究者…
  • 8
    一体なぜ、子供の遺骨に「肉を削がれた痕」が?...中…
  • 9
    「この巨大な線は何の影?」飛行機の窓から撮影され…
  • 10
    現地人は下層労働者、給料も7分の1以下...友好国ニジ…
  • 1
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 2
    「テスラ時代」の崩壊...欧州でシェア壊滅、アジアでも販売不振の納得理由
  • 3
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛ばす」理由とは?
  • 4
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山…
  • 5
    テスラ失墜...再販価値暴落、下取り拒否...もはやス…
  • 6
    「今まで食べた中で1番おいしいステーキ...」ドジャ…
  • 7
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研…
  • 8
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦してい…
  • 9
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き…
  • 10
    【クイズ】アメリカを貿易赤字にしている国...1位は…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中