最新記事

BOOKS

自分を成長させ、人生を豊かにする「聞く技術」が学べる『LISTEN』ほか【各出版社イチオシの本3冊】

2021年8月31日(火)18時40分
flier編集部
会話する女性

whyframestudio-iStock

<『疲れにくい生き方』『日本の教養365歴史編』『LISTEN――知性豊かで創造力がある人になれる』──各出版社がいま最もおすすめする3冊を紹介>

各出版社の「これはぜひ推したい!」という新刊本を紹介。発行に携わった出版社の担当者たちが、それぞれの本のエッセンスやおすすめのポイントなどをご案内します(この記事は、本の要約サービス「flier(フライヤー)」からの転載です)。

『精神科医がすすめる 疲れにくい生き方』

 著者:川野泰周
 出版社:クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
(※画像をクリックするとアマゾンに飛びます)

本書は、心や脳の疲れを取り除き、「疲れにくい生き方」を作り上げるための書籍です。

将来に関して悶々と考えてしまったり、複雑な人間関係に悩んでしまったり、周りと自分を比べて落ち込んでしまったり......。それが結果的に心の疲れに繋がります。そんな心に蓄積された疲れをどのように対処するのか、精神科医であり禅僧でもある川野先生に解説いただいています。

20年前と比べて、私たちが受け取る情報は1万倍にも膨れ上がったとも言われており、それに伴い「マルチタスク型の疲れ」という新しいタイプの疲れが出現してきました。特に、現代は動かないライフスタイルに移行しつつあり、脳だけが酷使されやすく、それが睡眠や休息の質を下げる原因となっています。

疲れのメカニズムと対処法を学ぶことで、日々ストレスから自分を解放し、自分らしい人生を歩むための手引書として利用していただけると嬉しいです。

(編集担当 松尾伊津香)

『1日1ページ、読むだけで身につく日本の教養365歴史編』

 著者:小和田哲男(監修)
 出版社文響社
(※画像をクリックするとアマゾンに飛びます)

ベストセラーとなった『1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365』シリーズの最新刊として、日本史に特化した「歴史編」が登場しました!

「日本史、もう少しちゃんと勉強しておけばよかった」
「もう一度勉強したいけど、まとまった時間もとれないし、後回しになっている」

そんな風に思っている方は少なくないのではないでしょうか。
本書は、1日たった5分の読書で、1年後には最低限知っておきたい日本史の知識が身につく1冊です。そのため、忙しい日々のなかでも続けやすい「学びなおし」として好評を頂いています。

365のトピックは曜日ごとに7つの分野に分かれているため、毎日飽きることなく読み進めることができます!
例:月曜:政治 火曜:争い 水曜:外交 木曜:経済 金曜:暮らし 土曜:人物 日曜:芸術

また、各トピックを1ページずつ掘り下げているため、教科書ではさらっと通り過ぎてしまう人名や事象についても詳しく知ることができ、「そうだったのか!」という発見と、「もっとこんなことも知りたい」という知的好奇心が湧き上がってきます。

「これまで日本史の勉強は挫折してきた」ーそんな方にこそ新たな知的習慣としておすすめしたい一冊です。

(編集部 野本有莉・曽我彩)

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

トランプ氏、米軍制服組トップ解任 指導部の大規模刷

ワールド

アングル:性的少数者がおびえるドイツ議会選、極右台

ワールド

アングル:高評価なのに「仕事できない」と解雇、米D

ビジネス

米国株式市場=3指数大幅下落、さえない経済指標で売
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:ウクライナが停戦する日
特集:ウクライナが停戦する日
2025年2月25日号(2/18発売)

ゼレンスキーとプーチンがトランプの圧力で妥協? 20万人以上が死んだ戦争が終わる条件は

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    口から入ったマイクロプラスチックの行く先は「脳」だった?...高濃度で含まれる「食べ物」に注意【最新研究】
  • 2
    人気も販売台数も凋落...クールなEVテスラ「オワコン化」の理由
  • 3
    がん細胞が正常に戻る「分子スイッチ」が発見される【最新研究】
  • 4
    1888年の未解決事件、ついに終焉か? 「切り裂きジャ…
  • 5
    飛行中の航空機が空中で発火、大炎上...米テキサスの…
  • 6
    ソ連時代の「勝利の旗」掲げるロシア軍車両を次々爆…
  • 7
    私に「家」をくれたのは、この茶トラ猫でした
  • 8
    動かないのに筋力アップ? 88歳医大名誉教授が語る「…
  • 9
    【クイズ】世界で1番マイクロプラスチックを「食べて…
  • 10
    ビタミンB1で疲労回復!疲れに効く3つの野菜&腸活に…
  • 1
    口から入ったマイクロプラスチックの行く先は「脳」だった?...高濃度で含まれる「食べ物」に注意【最新研究】
  • 2
    がん細胞が正常に戻る「分子スイッチ」が発見される【最新研究】
  • 3
    戦場に「北朝鮮兵はもういない」とロシア国営テレビ...犠牲者急増で、増援部隊が到着予定と発言
  • 4
    人気も販売台数も凋落...クールなEVテスラ「オワコン…
  • 5
    動かないのに筋力アップ? 88歳医大名誉教授が語る「…
  • 6
    朝1杯の「バターコーヒー」が老化を遅らせる...細胞…
  • 7
    7年後に迫る「小惑星の衝突を防げ」、中国が「地球防…
  • 8
    墜落して爆発、巨大な炎と黒煙が立ち上る衝撃シーン.…
  • 9
    ビタミンB1で疲労回復!疲れに効く3つの野菜&腸活に…
  • 10
    「トランプ相互関税」の範囲が広すぎて滅茶苦茶...VA…
  • 1
    週刊文春は「訂正」を出す必要などなかった
  • 2
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 3
    【一発アウト】税務署が「怪しい!」と思う通帳とは?
  • 4
    口から入ったマイクロプラスチックの行く先は「脳」…
  • 5
    「健康寿命」を延ばすのは「少食」と「皮下脂肪」だ…
  • 6
    1日大さじ1杯でOK!「細胞の老化」や「体重の増加」…
  • 7
    がん細胞が正常に戻る「分子スイッチ」が発見される…
  • 8
    戦場に「北朝鮮兵はもういない」とロシア国営テレビ.…
  • 9
    有害なティーバッグをどう見分けるか?...研究者のア…
  • 10
    世界初の研究:コーヒーは「飲む時間帯」で健康効果…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中