最新記事

ステイホーム

新型コロナの感染封じ込めた韓国 楽しみながらステイホームしたアイディアとは

2020年5月6日(水)19時00分
ウォリックあずみ(映画配給コーディネイター)

1000回混ぜるオムレツ

韓国人のSNSを見ていると、外出自粛のおうち時間に流行っているのはダルゴナコーヒーだけではない。まず、ダルゴナコーヒーブームの少し後にSNSに登場したのが、「1000回混ぜて作るスフレ・オムレツ」である。

これは、卵の白身を1000回以上混ぜてふんわりしたメレンゲ状にした後、別に溶いた黄身と静かに混ぜ合わせてフライパンで焼けば出来上がる。フワフワとした新触感のオムレツということで興味を引き、ひそかな人気を呼んでいる。

一方で、韓国のママさん層のSNSを賑わせているのが「ジェティ餅」と呼ばれるお菓子である。「ジェティ」とは、牛乳に混ぜて使うインスタントココアで、子供たちに人気の商品だ。

この「ジェティ+牛乳+ジャガイモでんぷん粉(もしくは餅粉か、片栗粉でも代用可)」を1:3:1の割合で鍋に入れ、弱火にかけながら1000回練ると餅状になる。ひと口大に切りお好みでココアパウダーなどを振り掛ければ、あっという間に出来上がり。家で暇をもて余している子供たちと一緒に簡単スイーツ餅作りをしてみてはいかがだろうか。

インスタ映え目指すなら龍のヒゲ

さらに本格的でSNS映えがすると注目を集めているのが、よく台湾や韓国の露店で「2本が4本、4本が8本......」というパフォーマンスで有名な「龍のひげ」の自作である。

材料はたった2つ「片栗粉+マイチュウ(韓国のチューイングキャンディー。日本ではハイチュウで代用)」だけでできる。まず、準備として、大きめのボウルに片栗粉を入れておく。そして、別の耐熱容器の内側に油を薄く塗り、その中にマイチュウを好きなだけ入れていく。これを電子レンジで約50秒温め、マイチュウが柔らかくなったたら、やけどに注意しながら、片栗粉の入った容器に入れる。これを太さが均一なドーナツ状にしてから伸ばし、真ん中で交差させて8の字にする。あとは街角で見かけたあのおなじみの動作「折り畳み、伸ばして、8の字にひねる」を1000回ほど繰り返していけば、30分程度できれいな龍の髭となる。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

ロシアがウクライナに無人機攻撃、1人死亡 エネ施設

ワールド

中国軍が東シナ海で実弾射撃訓練、空母も参加 台湾に

ビジネス

再送-EQT、日本の不動産部門責任者にKJRM幹部

ビジネス

独プラント・設備受注、2月は前年比+8% 予想外の
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:引きこもるアメリカ
特集:引きこもるアメリカ
2025年4月 8日号(4/ 1発売)

トランプ外交で見捨てられ、ロシアの攻撃リスクにさらされるヨーロッパは日本にとって他人事なのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    自らの醜悪さを晒すだけ...ジブリ風AIイラストに「大はしゃぎ」する人に共通する点とは?
  • 2
    8日の予定が286日間に...「長すぎた宇宙旅行」から2人無事帰還
  • 3
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 4
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 5
    あまりにも似てる...『インディ・ジョーンズ』の舞台…
  • 6
    磯遊びでは「注意が必要」...6歳の少年が「思わぬ生…
  • 7
    ロシア空軍基地へのドローン攻撃で、ウクライナが「…
  • 8
    「隠れたブラックホール」を見つける新手法、天文学…
  • 9
    イラン領空近くで飛行を繰り返す米爆撃機...迫り来る…
  • 10
    【クイズ】アメリカの若者が「人生に求めるもの」ラ…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?
  • 2
    自らの醜悪さを晒すだけ...ジブリ風AIイラストに「大はしゃぎ」する人に共通する点とは?
  • 3
    ロシア空軍基地へのドローン攻撃で、ウクライナが「最大の戦果」...巡航ミサイル96発を破壊
  • 4
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる…
  • 5
    800年前のペルーのミイラに刻まれた精緻すぎるタトゥ…
  • 6
    ガムから有害物質が体内に取り込まれている...研究者…
  • 7
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き…
  • 8
    一体なぜ、子供の遺骨に「肉を削がれた痕」が?...中…
  • 9
    「この巨大な線は何の影?」飛行機の窓から撮影され…
  • 10
    8日の予定が286日間に...「長すぎた宇宙旅行」から2…
  • 1
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 2
    「テスラ時代」の崩壊...欧州でシェア壊滅、アジアでも販売不振の納得理由
  • 3
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛ばす」理由とは?
  • 4
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山…
  • 5
    テスラ失墜...再販価値暴落、下取り拒否...もはやス…
  • 6
    「今まで食べた中で1番おいしいステーキ...」ドジャ…
  • 7
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研…
  • 8
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦してい…
  • 9
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き…
  • 10
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中