最新記事

キャリア

内向型人間だからこそできる「使える人脈」のつくり方

2020年2月28日(金)16時20分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

内向型人間の秘めた能力を生かすポイントをまとめると、次のようになる。


人の話に耳を傾ける、よく観察する、好奇心をもつ。これらはすべて、人とのつながりを築くのに効果的なツールだ。そして大切なのは、それらのどれを実行するときも人の注目を集める必要がないということ。(31ページより)

【参考記事】内向型人間が自覚すべき、ストレスを感じる10のポイント

躊躇する必要はない、ゆるく連絡を保てばいい

多くの人がネットワークづくりを嫌う理由は、ふたつある。ひとつは、取引や商売が目的であることが見え見えだから。もうひとつは、ネットワークの力を借りなければならない自分の無力さを思い知らされる気がするからだ。

しかし、どんな人にも誰かの助けが必要な時がくる。それは仕事かもしれないし、健康上の問題、あるいは家族の問題かもしれない。そうなると、情報や伝手(つて)、サポートを求めていろいろな人に働きかけることになる。

でも、それをするのはあなたばかりではない。ほかの人も同じようなニーズを抱えてあなたに接触してくるだろう。だから、あなたも自分のために助けを求めることを躊躇する必要はないのだ。

著者によれば、ネットワークづくりに対する嫌悪感をなくすために重要なのが、「助けがいらないときから少しずつ行動しておく」こと。つまり、つながりがある人と「ゆるく連絡を保つ」のである。

旧知の人や新しく知り合った人に、ときおり連絡を入れてみる。困っていないときからこれを習慣にしておくというわけだ。たまに他人の役に立つことができれば、あなたもためらいなく他人の力を借りられるようになる。

好みのソーシャルメディアを使って多くの人と情報をシェアし、コメントし、質問し、冗談を言う。ゆるく連絡を取り続ける方法はたくさんある。

ただし、連絡を取る数分の間は、相手を意識すること。そうすれば、その時間があなたと相手との接着剤の役割を果たしてくれる。相手への関心が続いていることを印象づけておけば、いつか相手から思いもよらないチャンスがもたらされるかもしれない。

ソーシャルメディアを活用し、人とつながり、情報を共有する

先ほど「好みのソーシャルメディア」と書いたが、オンライン・コミュニケーションを使いこなせれば、直接会うよりもはるかに多くの人と有意義なつながりを確立できる。実生活では知り合えないかもしれないような人と会い、友人になり、ビジネスができる可能性がある。

インターネットは、探し、学び、共有し、それらの活動を通して人々とつながることができる場であり、内向型人間にはうってつけだ。

人とつながり、情報を共有する手段としてどのプラットフォームを選ぶかは、あなたの興味と好み次第。著者は本書で、リンクトイン、ツイッター、インスタグラムについて詳しく説明している。

今、あなたにオススメ

関連ワード

ニュース速報

ビジネス

米国株式市場=総じて下落、イランとの協議巡る楽観論

ワールド

米、対キューバ政策に変更なし 制裁対象のロ船籍の燃

ビジネス

NY外為市場=円が対ドルで上昇、介入警戒感が下支え

ビジネス

FRB政策「良好な位置」、異例の局面に対応可能=N
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:日本企業に迫る サステナビリティ新基準
特集:日本企業に迫る サステナビリティ新基準
2026年4月 7日号(3/31発売)

国際基準の情報開示や多様な認証制度──本当の「持続可能性」が問われる時代へ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 2
    「水に流す」日本と「記憶する」韓国...気候と地理が育んだ「国民意識の違い」とは?
  • 3
    ロシア経済を支える重要な港、ウクライナのものと思われるドローンの攻撃を受け大炎上
  • 4
    アリサ・リュウの自由、アイリーン・グーの重圧
  • 5
    ビートルズ解散後の波乱...「70年代のポール・マッカ…
  • 6
    なぜイスラエルは対イラン戦争を支持するのか...「イ…
  • 7
    記憶を定着させるのに年齢は関係ない...記憶の定着度…
  • 8
    ヘンリー・メーガン夫妻の豪州訪問に3万6000人超の反…
  • 9
    ヒドラのように生き延びる...イランを支配する「革命…
  • 10
    初の女性カンタベリー大主教が就任...ウィリアム皇太…
  • 1
    ヘンリー・メーガン夫妻の豪州訪問に3万6000人超の反対署名...「歓迎してない」の声広がる
  • 2
    「水に流す」日本と「記憶する」韓国...気候と地理が育んだ「国民意識の違い」とは?
  • 3
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 4
    三笠宮彬子さまも出席...「銀河の夢か、現実逃避か」…
  • 5
    中国の公衆衛生レベルはアメリカ並み...「ほぼ国民皆…
  • 6
    記憶を定着させるのに年齢は関係ない...記憶の定着度…
  • 7
    中国最大の海運会社COSCOがペルシャ湾輸送を再開──緊…
  • 8
    映画『8番出口』はアメリカでどう受け止められた?..…
  • 9
    作者が「投げ出した」? 『チェンソーマン』の最終…
  • 10
    ロシア経済を支える重要な港、ウクライナのものと思…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 6
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 7
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 8
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 9
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 10
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中