「ワークライフバランス不要論」で炎上...若手起業家、9時〜23時勤務を当然と語り批判殺到
Gen Z Tech Founder Defends High Stress and 'No Work-Life Balance' for Staff
人事業務のプラットフォームを提供する企業リモートがこのほど発表した2024年版「グローバル・ワークライフバランス指数」では、アメリカは調査対象の60カ国のうち55位と、最下位に近い順位にランキングされた。アメリカのスコアは100点満点でわずか31.82で、1位のニュージーランドには50ポイント近い差を付けられている。日本(東京)は57.6で24位だった。
対照的に、ニュージーランド、アイルランド、ベルギー、デンマーク、カナダという、この指数でトップ5にランキングされた国々は、従業員に優しいポリシー、週労働時間の短さ、法令で定められた休暇制度などで名高い。例えばニュージーランドは、年間に32日間の有給休暇が与えられる、より穏やかな仕事文化を持つ国として知られている。「アメリカがこのランキングで下位に位置付けられたのは、この国にしっかりと根付いた、人間よりも利益を優先する資本家的な思考の枠組みのためだ」と、人事コンサルタントのブライアン・ドリズコールは、以前の取材で米ニューズウィーク誌に対して語っていた。