仕事にも人生にも大いに役立つ「気付き」と「教養」をくれる、いまイチオシの本をピックアップ

2024年5月1日(水)19時17分
flier編集部

投資が初めてでもOK! 新NISAをやさしく解説

60分でわかる! 新NISA 超入門
 著者:酒井富士子
 出版社:技術評論社

2024年1月からスタートする新NISA。資産運用、投資などと聞くとちょっと尻込みしてしまう人もいるかもしれませんが、実際は積み立て貯金のような感覚で手軽に始めることができます。新制度では非課税期間の制限がなくなり、制度も恒久化。ライフステージのどのポイントからでも(18歳以上であれば)運用が可能、少額からでも始められます。

本書は新NISAをゼロから始めたい人にとっても、現行NISAを継続しながら運用したい人にとっても知っておきたい知識をコンパクトに凝縮した1冊です。賢い資産形成のための知識をおさえて、100年人生を乗り切りましょう!

(技術評論社 編集担当 伊東健太郎)

侍ジャパン前監督・栗山英樹氏も愛読する本

小さな幸福論
 著者:藤尾秀昭
 出版社:致知出版社

侍ジャパン前監督の栗山英樹氏が愛読し、日本ハムファイターズの新入団選手全員にも毎年渡しておられたのが『小さな人生論』と『小さな修養論』シリーズです。本書はその新シリーズとなる第1巻。

著者は、人間学を学ぶ月刊誌『致知』の発刊に、創刊から45年にわたり携わってきた藤尾秀昭。

稲盛和夫氏が晩年のインタビューで答えた「人生で一番大事なもの」、松下幸之助氏が掴んだ心の法則など、古今の先達が説いた教えを23篇にまとめています。

『致知』が追究してきた人間学の学びとは、人が幸福に生きるための学びであるともいえます。多くの人の幸福に生きるための指針となることを願っています。

(致知出版社書籍編集部 小森俊司)

脳を知り、脳を使いこなせれば一生が大きくが変わる

感情に振り回されないレッスン
 著者:中野信子
 出版社:プレジデント社

人間は、誰しもが感情の生き物です。社会的な動物であり、感情にとらわれる自分もまた、一定の社会的な立場を持つ存在です。ネガティブな感情から目をそらすのではなく、はっきりと自覚する。それだけでも、かなり楽になると著者は言います。

人間関係の中に渦巻く嫌な気持ちをエネルギーに変えて幸福に近づく! これが、本書でいちばん訴えたいポイントです。そのためには、脳を知り、脳を使いこなせれば一生が大きくが変わります。

本書は、脳科学者・中野信子氏がこれまで各所で発言・著述してきた「脳に効く言葉」を厳選してピックアップ。短い文章で端的に302語に集約した、1日1語、脳科学からの「学びの言葉」の集大成です。仕事や生活に追われると、脳はどんどん混乱をきたします。負の感情に「振り回されている」と感じる人へ、前向きなエネルギーに転換する方法を伝授します。

(プレジデント社 出版事業室 石塚明夫)

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

ベラルーシ、平和賞受賞者や邦人ら123人釈放 米が

ワールド

アングル:ブラジルのコーヒー農家、気候変動でロブス

ワールド

アングル:ファッション業界に巣食う中国犯罪組織が抗

ワールド

中国で「南京大虐殺」の追悼式典、習主席は出席せず
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:ジョン・レノン暗殺の真実
特集:ジョン・レノン暗殺の真実
2025年12月16日号(12/ 9発売)

45年前、「20世紀のアイコン」に銃弾を浴びせた男が日本人ジャーナリストに刑務所で語った動機とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 2
    【銘柄】資生堂が巨額赤字に転落...その要因と今後の展望。本当にトンネルは抜けたのか?
  • 3
    デンマーク国防情報局、初めて米国を「安全保障上の脅威」と明記
  • 4
    「前を閉めてくれ...」F1観戦モデルの「超密着コーデ…
  • 5
    現役・東大院生! 中国出身の芸人「いぜん」は、なぜ…
  • 6
    世界最大の都市ランキング...1位だった「東京」が3位…
  • 7
    首や手足、胴を切断...ツタンカーメンのミイラ調査開…
  • 8
    身に覚えのない妊娠? 10代の少女、みるみる膨らむお…
  • 9
    「体が資本」を企業文化に──100年企業・尾崎建設が挑…
  • 10
    トランプが日中の「喧嘩」に口を挟まないもっともな…
  • 1
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だから日本では解決が遠い
  • 2
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価に与える影響と、サンリオ自社株買いの狙い
  • 3
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出を睨み建設急ピッチ
  • 4
    デンマーク国防情報局、初めて米国を「安全保障上の…
  • 5
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 6
    【クイズ】「100名の最も偉大な英国人」に唯一選ばれ…
  • 7
    キャサリン妃を睨む「嫉妬の目」の主はメーガン妃...…
  • 8
    中国軍機の「レーダー照射」は敵対的と、元イタリア…
  • 9
    健康長寿の鍵は「慢性炎症」にある...「免疫の掃除」…
  • 10
    人手不足で広がり始めた、非正規から正規雇用へのキ…
  • 1
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 2
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸送機「C-130」謎の墜落を捉えた「衝撃映像」が拡散
  • 3
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした「信じられない」光景、海外で大きな話題に
  • 4
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
  • 5
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 6
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 7
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 8
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 9
    インド国産戦闘機に一体何が? ドバイ航空ショーで…
  • 10
    ポルノ依存症になるメカニズムが判明! 絶対やって…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中