最新記事
ビジネス流行りのビジネス用語、この本で「知ったかぶり」から卒業しよう
bee32-iStock
<これでトレンドにキャッチアップできる! 読んですぐ仕事に生きる「行動経済学」「DX」「SDGs」を理解するための3冊>
目まぐるしく変わるビジネスシーン。最近よく聞く言葉だけど、よく意味がわからない......。そう思っているうちに、人には聞けなくなってしまい、つい知っているフリをしてやり過ごしてしまう、なんてことはありませんか?
いま知っておきたいトレンドにまつわる本を3冊集めました。flierの要約を上手に使って、「知っているフリ」を卒業しましょう!(この記事は、本の要約サービス「flier(フライヤー)」からの転載です)。
『サクッとわかる ビジネス教養 行動経済学』
著者:阿部誠(監修)
出版社:新星出版社
flierで要約を読む
「2つ買うとお買い得!」と言われると、本当は1つしかいらないのに、2つ買ってしまうことはありませんか? 伝統的な経済学は人間は「合理的」にふるまうものだと考えてきましたが、わたしたちは日常的に非合理的な行動をしてしまうものです。そこで近年注目を集めているのが、人間の非合理的な判断に焦点を当てる「行動経済学」です。
人の考え方や行動のクセを知る行動経済学の知識は、自分の日常生活を見直すのに役立つのはもちろんのこと、チームビルディングやマーケティングなどのビジネスシーンでも応用することができます。カラーイラスト付きでサクッと読めて、応用シーンもパッと思いつく。読書が苦手な方にもおすすめしたい1冊です。
『いまこそ知りたいDX戦略』
著者:石角友愛
出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
flierで要約を読む
「DX(デジタルトランスフォーメーション)」という単語は日常的に目につくようになりました。しかし、本当にその意味は理解し説明できるようになっているでしょうか? 多くの企業のDXが失敗に終わった様子を見てきた本書の著者は、その原因は経営層や担当者が「DXのあるべき姿」を正確にイメージできていないことにあるといいます。
DXの本質を確認したうえで、本書はDV推進を阻む壁を解説し、解決策を提示しています。これからDXについて知ろうとする方にとっても、DXの推進をしようとする方にとっても、役立つ情報満載です。
『SDGs思考』
著者:田瀬和夫
出版社:インプレス
flierで要約を読む
SDGs(持続可能な開発目標)は、ビジネスパーソンの必須教養になりました。多くの企業が自社の事業と結びつけながら、SDGsに取り組んでいます。SDGsへの取り組みは消費者から支持を集めるようにもなり、あらゆる職種でSDGsを意識した働きが求められるようになりました。
しかし、ただ「SDGsらしい行動」をするだけでは不十分です。本書は、SDGsの背景にある「世代を超えて、すべての人が、自分らしく、よく生きられる社会」という世界観を理解することが最も重要であると指摘します。理想とする世界観と企業活動を正しく結びつけるための「SDGs思考」を、まずは要約でチェックしてみましょう!
flier編集部
本の要約サービス「flier(フライヤー)」は、「書店に並ぶ本の数が多すぎて、何を読めば良いか分からない」「立ち読みをしたり、書評を読んだりしただけでは、どんな内容の本なのか十分につかめない」というビジネスパーソンの悩みに答え、ビジネス書の新刊や話題のベストセラー、名著の要約を1冊10分で読める形で提供しているサービスです。
通勤時や休憩時間といったスキマ時間を有効活用し、効率良くビジネスのヒントやスキル、教養を身につけたいビジネスパーソンに利用されているほか、社員教育の一環として法人契約する企業も増えています。