最新記事

BOOKS

『思い通りに人を動かす』ヤバい話し方は、普通の話し方とどう違う?【各出版社イチオシの本6冊】

2021年9月8日(水)19時59分
flier編集部
プレゼンテーション

taa22-iStock

<『Web編集の教科書』『Fail Fast! 速い失敗が未来を創る』『思い通りに人を動かすヤバい話し方』──各出版社がいま、最もオススメする6冊を紹介>

各出版社の「これはぜひ推したい!」という新刊本を紹介。発行に携わった出版社の担当者たちが、それぞれの本のエッセンスやおすすめのポイントなどをご案内します(この記事は、本の要約サービス「flier(フライヤー)」からの転載です)。

『現場で使える Web編集の教科書』

著者:withnews+ノオト+Yahoo!ニュース
出版社:朝日新聞出版
(※画像をクリックするとアマゾンに飛びます)

WebメディアやSNSで使える「Web編集」について、初歩の初歩からわかるように一冊にまとめたのが、この『Web編集の教科書』です。Webメディアの歴史、マネタイズなどの基礎知識に加えて、文章や動画の制作工程まで網羅しています。

また、日本を代表するトップWebメディア20社から、特別に、門外不出のノウハウも伝授していただいています。たとえば、Yahoo!ニュースの情報の届け方のコツ、東洋経済オンラインのリアリティのある記事の作り方、ジャンプ+の漫画に付加価値をつける方法、ABEMAPrimeの刺さる動画編集法、クックパッドニュースのSNSを使い分ける情報発信術、など。このほかにも、今日からすぐにでも実践できるノウハウが盛りだくさんです。

Webメディアで編集者として働きたい方、企業のWeb担当者、ネットを介して情報を発信したいが読者に届かないという方におすすめの、使える一冊です。

(書籍編集部 増田侑真)

『Fail Fast! 速い失敗が未来を創る ーコロナ後を勝ち抜く36の視点』

著者:藤田浩之
出版社:ウェッジ
(※画像をクリックするとアマゾンに飛びます)

オバマ・トランプの両大統領が絶賛し、米国の製造業の未来を託された日本人実業家がいることをご存じでしょうか。

米国でMRI(磁気共鳴画像)基幹システムの製造企業であるクオリティー・エレクトロダイナミクス(QED社)を創業。リーディングカンパニーとして大きく飛躍させた後、キヤノングループ企業でCTOを務め、クリーブランド財団など数多くの理事を務める藤田浩之氏です。

在米30年にもなる藤田氏は、コロナ禍のいま、「米国の強みは実行力にある。早く失敗して、そのことから学び、成功につなげることが大事だ」と強調。ワクチン接種の遅れなどを引き合いに、実行力が著しく欠如する日本の現状を海の向こうから憂い、実業家としての経験を交えながら、"Fail Fast! "(ダラダラ失敗しない)の精神を伝えてくれるのが本書です。

コロナ後を勝ち抜くビジネスリーダーに必要な視点を示してくれる1冊といえます。

(編集部 T)

今、あなたにオススメ

関連ワード

ニュース速報

ワールド

イスラエルのソマリランド国家承認、アフリカ・アラブ

ワールド

タイとカンボジアが停戦で合意、72時間 紛争再燃に

ワールド

ミャンマーで総選挙投票開始、国軍系政党の勝利濃厚 

ワールド

米、中国の米企業制裁「強く反対」、台湾への圧力停止
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:ISSUES 2026
特集:ISSUES 2026
2025年12月30日/2026年1月 6日号(12/23発売)

トランプの黄昏/中国AI/米なきアジア安全保障/核使用の現実味......世界の論点とキーパーソン

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 2
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指すのは、真田広之とは「別の道」【独占インタビュー】
  • 3
    【世界を変える「透視」技術】数学の天才が開発...癌や電池の検査、石油探索、セキュリティゲートなど応用範囲は広大
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」と…
  • 6
    中国、米艦攻撃ミサイル能力を強化 米本土と日本が…
  • 7
    アベノミクス以降の日本経済は「異常」だった...10年…
  • 8
    なぜ筋肉を鍛えても速くならないのか?...スピードの…
  • 9
    【クイズ】世界で最も1人当たりの「ワイン消費量」が…
  • 10
    中国、インドをWTOに提訴...一体なぜ?
  • 1
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 2
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 5
    「食べ方の新方式」老化を防ぐなら、食前にキャベツ…
  • 6
    中国、インドをWTOに提訴...一体なぜ?
  • 7
    【過労ルポ】70代の警備員も「日本の日常」...賃金低…
  • 8
    海水魚も淡水魚も一緒に飼育でき、水交換も不要...ど…
  • 9
    批評家たちが選ぶ「2025年最高の映画」TOP10...満足…
  • 10
    アベノミクス以降の日本経済は「異常」だった...10年…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 6
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 7
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 8
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「…
  • 9
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入と…
  • 10
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中