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アップルついに登場?iPhone5と新機能
アップルから「iPhoneを語ろう」とだけ記したイベントへの招待状。が届いた。いよいよ新型iPhoneのお披露目か
サプライズは? 劇的なスペック向上は期待できないという専門家の予想を裏切れるか(写真はiPhone4) Mike Segar-Reuters
9月27日、テクノロジー専門のジャーナリストたちにある招待状が届いた。10月4日にアップル本社で「iPhoneを語ろう」と題するイベントを催すという。
ハイテク関連のニュースサイトCNETによれば、アップルはこのイベントで次世代iPhoneを発表する見通しだ。
同社は今朝早く、選ばれた記者たちに電子メールを送り、太平洋時間の午前10時から「幹部によるプレゼンテーション」を含むイベントを開くと説明。iPhone5という名前を挙げてはいないが、アップルが1種類、もしくは2種類の新しいiPhoneをイベントで発表するとの見通しは強い。
現時点で、新しいiPhoneがどんなものになるかはほとんど分かっていない。「率直言って、iPhoneの新機能として思い付くものはあまりない」と、米調査会社テクノロジー・ビジネス・リサーチのアナリストであるエズラ・ガティエルは言う。「おそらくスクリーンがちょっと大きくなり、彼らがよく言うところの『より薄く、より軽く、より早く』なるのだろう」
ガティエルによれば、「彼らがスペックを上げたがっているのは明らかだが、技術面での飛躍的進歩はあまり期待出来ない」。
アップルは昨年、iPhone用の音声検索アプリを開発したシリ社を買収している。この時、新しいiPhoneには高性能な音声認識機能と、音声で操作できるアシスタント機能が搭載されるのではないかと話題になった。
ハイテク関連ブログのオールシングスDが先週報じたように、10月4日のイベントは別の意味でも重要だ。アップル創業者のスティーブ・ジョブズがCEOを退任したのが8月末。今回は新CEOティム・クックにとって、初めての大規模な製品発表の場になるからだ。オールシングスDから引用すると──。
クックにはイベントを成功させられるかというプレッシャーがかかるだろう。今のところ、アップル社内での権力委譲が非常に円滑に進んでいるだけになおさらだ。
もちろん、ジョブズがイベントの場に姿を見せるかどうかも注目される。それは彼の健康状態によるので、イベント直前まで判断は持ち越されるだろう。