コラム
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

冷泉彰彦

(れいぜい あきひこ)ニュージャージー州在住。作家・ジャーナリスト。プリンストン日本語学校高等部主任。1959年東京生まれ。東京大学文学部卒業。コロンビア大学大学院修士(日本語教授法)。福武書店(現ベネッセコーポレーション)勤務を経て93年に渡米。

最新刊『自動運転「戦場」ルポ ウーバー、グーグル、日本勢――クルマの近未来』(朝日新書)が7月13日に発売。近著に『アイビーリーグの入り方 アメリカ大学入試の知られざる実態と名門大学の合格基準』(CCCメディアハウス)など。メールマガジンJMM(村上龍編集長)で「FROM911、USAレポート」(www.jmm.co.jp/)を連載中。週刊メルマガ(有料)「冷泉彰彦のプリンストン通信」配信中。

プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

シリア情勢をめぐって生じた、トランプと米軍の間のズレ

<ISの徹底的な無力化を主張するトランプと、現実的な選択としてクルド系勢力の温存を図る米軍との間に、政策的なズレが生じている> 先週9日あた

2017.03.14
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

オバマケア代替案は、このままでは成立しない

<米議会に提出されたオバマケアの代替案は、現行制度のマイナー・チェンジに過ぎない。民主党だけでなく共和党の一部が反対するこの代替案が、現状の

2017.03.09
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

大統領発のフェイクニュースは、スルーした方がいい

<アメリカメディアは「オバマ盗聴」という大統領発のフェイクニュースで大騒ぎになっているが、この種の「ネタ」は小さく扱うかスルーするのが得策>

2017.03.07
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

トランプ施政方針演説、依然として見えない政策の中身

<就任後初の施政方針演説は意外にも好評だったが、オバマケア廃止後の医療保険をどうするか、移民政策をどうするか、依然として政策の具体的な中身は

2017.03.02
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

オスカー作品賞「誤」発表の大トラブル、その時何が起こったか

<アカデミー賞授賞式で、作品賞受賞作が一旦『ラ・ラ・ランド』と発表されてから『ムーンライト』に訂正される前代未聞の事態が発生。生中継された、

2017.02.28
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

トランプ「不法移民の国外追放」を支持する人々の感情論

<低賃金で働きアメリカ経済を底辺から支えてきた不法滞在者の国外追放を支持する人々は、これまで人道主義を掲げる勢力から悪人扱いされてきたことに

2017.02.23
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

トランプはなぜメディアを敵視し、叩き続けるのか?

<まるで選挙期間中のようにラリーで演説を行うトランプ。そこにはメディアを「敵」に仕立ててトランプ劇場を続けざるを得ない事情が> 先週以降、ト

2017.02.21
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

フリン補佐官失脚が意味する、トランプ政権の抱える脆さ

<フリン辞任の背景には様々な憶測が流れているが、米メディアはこれをきっかけにトランプ政権の「ロシア・スキャンダル」を本格的に追及する構えだ>

2017.02.16
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

日米首脳会談、異例の厚遇は「公私混同」なのか?

<トランプ大統領のフロリダの別荘で安倍首相が異例の厚遇を受けたことについて、新政権への批判が続くアメリカでは「公私混同」の倫理問題という受け

2017.02.14
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

北方領土問題をめぐる日本世論の2つの誤解

<昨年末の日ロ首脳会談で合意した「共同経済活動」は、そもそも北方領土問題を前進させるために旧島民が多く暮らす根室で発案されたもの。しかしその

2017.02.09
MAGAZINE
特集:トランプ関税大戦争
特集:トランプ関税大戦争
2025年4月15日号(4/ 8発売)

同盟国も敵対国もお構いなし。トランプ版「ガイアツ」は世界恐慌を招くのか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    凍える夜、ひとりで女性の家に現れた犬...見えた「助けを求める目」とその結末
  • 2
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最強” になる「超短い一言」
  • 3
    間食はなぜ「ナッツ一択」なのか?...がん・心疾患・抜け毛の予防にも役立つ可能性【最新研究】
  • 4
    北朝鮮兵の親たち、息子の「ロシア送り」を阻止する…
  • 5
    車にひかれ怯えていた保護犬が、ついに心を開いた瞬…
  • 6
    クレオパトラの墓をついに発見? 発掘調査を率いた…
  • 7
    米ステルス戦闘機とロシア軍用機2機が「超近接飛行」…
  • 8
    シャーロット王女と「親友」の絶妙な距離感が話題に.…
  • 9
    公園でひとり歩いていた老犬...毛に残された「ピンク…
  • 10
    コメ不足なのに「減反」をやめようとしない理由...政治…
  • 1
    公園でひとり歩いていた老犬...毛に残された「ピンク色」に心打たれる人続出
  • 2
    【話題の写真】高速列車で前席のカップルが「最悪の行為」に及ぶ...インド人男性の撮影した「衝撃写真」にネット震撼【画像】
  • 3
    ひとりで海にいた犬...首輪に書かれた「ひと言」に世界が感動
  • 4
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった.…
  • 5
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最…
  • 6
    凍える夜、ひとりで女性の家に現れた犬...見えた「助…
  • 7
    北朝鮮兵の親たち、息子の「ロシア送り」を阻止する…
  • 8
    クレオパトラの墓をついに発見? 発掘調査を率いた…
  • 9
    「やっぱり忘れてなかった」6カ月ぶりの再会に、犬が…
  • 10
    「吐きそうになった...」高速列車で前席のカップルが…
  • 1
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 2
    公園でひとり歩いていた老犬...毛に残された「ピンク色」に心打たれる人続出
  • 3
    ひとりで海にいた犬...首輪に書かれた「ひと言」に世界が感動
  • 4
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛…
  • 5
    【話題の写真】高速列車で前席のカップルが「最悪の…
  • 6
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山…
  • 7
    「今まで食べた中で1番おいしいステーキ...」ドジャ…
  • 8
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研…
  • 9
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった.…
  • 10
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中