コラム
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

冷泉彰彦

(れいぜい あきひこ)ニュージャージー州在住。作家・ジャーナリスト。プリンストン日本語学校高等部主任。1959年東京生まれ。東京大学文学部卒業。コロンビア大学大学院修士(日本語教授法)。福武書店(現ベネッセコーポレーション)勤務を経て93年に渡米。

最新刊『自動運転「戦場」ルポ ウーバー、グーグル、日本勢――クルマの近未来』(朝日新書)が7月13日に発売。近著に『アイビーリーグの入り方 アメリカ大学入試の知られざる実態と名門大学の合格基準』(CCCメディアハウス)など。メールマガジンJMM(村上龍編集長)で「FROM911、USAレポート」(www.jmm.co.jp/)を連載中。週刊メルマガ(有料)「冷泉彰彦のプリンストン通信」配信中。

プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

「国内雇用」を守るために有効な政策はあるのか?

 小沢一郎氏と菅直人氏の間で戦われている民主党の代表選は、よく見てみると対立軸があるようです。菅首相が外需も含めた日本の競争力維持を訴えてい

2010.09.03
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日本ではリトルリーグはどうして注目されないのか?

 8月29日の日曜日、ペンシルベニア州ウィリアムズポートで毎年行われる「リトルリーグ・ワールドシリーズ」で、日本代表の江戸川南リトルが、アメ

2010.09.01
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保守派に「ジャック」されたキング牧師演説記念日

 8月28日の土曜日は、1963年に黒人指導者で公民権運動家のマーチン・ルーサー・キング・ジュニア牧師が、ワシントンで行った「私には夢がある

2010.08.30
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ティー・パーティーと保守本流に協調の気配、危うしオバマの民主党

 8月24日の火曜日は、11月の中間選挙へ向けての重要な予備選がいくつかありました。中でも注目されたのは、サラ・ペイリン女史の「お膝元」であ

2010.08.27
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危うし、アメリカ「生卵」事情

 アメリカ人は卵料理が大好きです。料理だけでなく、卵のたっぷり入ったお菓子やアイスクリームなど、とにかく卵なくして、アメリカの食生活は考えら

2010.08.25
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イラクの後はアフガン、厭戦気分のアメリカのその先は?

 先週はイラクからの戦闘部隊撤兵が大詰めを迎えたニュースが繰り返し報道され、イラク戦争については「一段落」というムードが広まりました。実際は

2010.08.23
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「フライング」だった? 「戦勝キス」のタイミング

 第2次大戦終結の8月15日(アメリカでは時差の関係で14日)のことは、アメリカでは「VJデー」(日本に勝った日)という呼び方をする人がいま

2010.08.20
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「グラウンド・ゼロ」の「モスク」論争はどうして政治問題化したのか?

 穏健イスラム教グループによる、マンハッタン島の南部、トライベッカ地区に「イスラム・コミュニティ・センター・パーク51」を建設する計画が明ら

2010.08.18
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「ブチ切れたCA」はどうしてネットのヒーローになったのか?

 8月9日、ニューヨークのJFK空港に到着したジェットブルー便はゲートに着く直前でした。その時、CA(客室乗務員)のスティーブン・スレーター

2010.08.16
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突如「日本型デフレ」を心配し始めたアメリカ、その背景とは?

 7月末以来、アメリカの金融界では突然「デフレ懸念」という言葉が囁かれるようになりました。とにかく景気の戻りが遅い、雇用の回復はもっと遅いと

2010.08.04
MAGAZINE
特集:独占取材 カンボジア国際詐欺
特集:独占取材 カンボジア国際詐欺
2025年4月29日号(4/22発売)

タイ・ミャンマーでの大摘発を経て焦点はカンボジアへ。政府と癒着した犯罪の巣窟に日本人の影

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