コラム
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

冷泉彰彦

(れいぜい あきひこ)ニュージャージー州在住。作家・ジャーナリスト。プリンストン日本語学校高等部主任。1959年東京生まれ。東京大学文学部卒業。コロンビア大学大学院修士(日本語教授法)。福武書店(現ベネッセコーポレーション)勤務を経て93年に渡米。

最新刊『自動運転「戦場」ルポ ウーバー、グーグル、日本勢――クルマの近未来』(朝日新書)が7月13日に発売。近著に『アイビーリーグの入り方 アメリカ大学入試の知られざる実態と名門大学の合格基準』(CCCメディアハウス)など。メールマガジンJMM(村上龍編集長)で「FROM911、USAレポート」(www.jmm.co.jp/)を連載中。週刊メルマガ(有料)「冷泉彰彦のプリンストン通信」配信中。

プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

天災続きのアメリカ北東部、対応にもお国柄

 火曜日の23日に発生した、バージニアを震源としたM5・8の地震については、時間の経過と共に被害の規模が明らかになってきました。TV各局の報

2011.08.26
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

M5・8が「大地震」というアメリカ東海岸の動揺

 クルマを運転していた私には揺れは全く感じられませんでした。私は家族を医者の検診に連れて行くところだったのですが、医院に着くと事務や看護師の

2011.08.24
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

観光庁CFのミスは極めて初歩的だという理由

 人気グループ「嵐」を起用した「日本への観光キャンペーンビデオ」については、本誌の8月24日号掲載のコラム「嵐がニャーと鳴く国に外国人は来た

2011.08.22
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

財政をめぐる日米の政治、ニュアンスの違いには世代の問題が

 それにしても2009年の総選挙では政権交代を生み出すパワーになった「子ども手当」が、ここまで悪者になるとは、やはり日本の政治は「空気」で動

2011.08.19
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

ロンドン暴動の闇、ミンゲラ監督の遺言

 アンソニー・ミンゲラ監督といえば、代表作の『イングリッシュ・ペイシェント』をはじめ、『リプリー』、『コールド・マウンテン』など独自の美学に

2011.08.17
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

日本の新首相、選考基準を考える

 ようやく政局が首相交代へ動き始めました。次は誰が日本の総理になるのか、既に具体的な名前が取り沙汰されているようです。ですが、よく考えれば過

2011.08.15
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

債務上限論争に勝者はあるのか?

 いかにもアメリカ政界らしい動きでした。8月2日という期限ギリギリになって、上下両院共に「最終合意」を可決、史上初の米国債の「デフォルト」は

2011.08.03
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

伊良部秀輝氏の死に感じる無念とは?

 伊良部秀輝氏の自殺という事件には、何とも言えない無念を感じています。その中で、異文化コミュニケーションを円滑にするアドバイザーの不在である

2011.08.01
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

『コクリコ坂から』に見る「60年代回帰願望」、日米の違いとは?

 宮崎吾郎監督が、父親である宮崎駿氏の脚本を映画化した『コクリコ坂から』は、スタジオジブリの作品の中では、ファンタジー的な表現を抑制し、リア

2011.07.29
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

政治停滞、日米に共通点はあるのか?

 アメリカにおける与野党の「債務上限」をめぐるバトルは、結論の出ないまま、史上初の米国債のデフォルトというスキャンダラスな現象を回避できない

2011.07.27
MAGAZINE
特集:2029年 火星の旅
特集:2029年 火星の旅
2025年5月20日号(5/13発売)

トランプが「2029年の火星に到着」を宣言。アメリカが「赤い惑星」に自給自足型の都市を築く日

メールマガジンのご登録はこちらから。
メールアドレス

ご登録は会員規約に同意するものと見なします。

人気ランキング
  • 1
    心臓専門医が「絶対に食べない」と断言する「10の食品」とは?...理想は「1825年の食事」
  • 2
    健康は「何を食べないか」次第...寿命を延ばす「5つの指針」とは?
  • 3
    5月の満月が「フラワームーン」と呼ばれる理由とは?
  • 4
    ゴルフ場の近隣住民に「パーキンソン病」多発...原因…
  • 5
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの…
  • 6
    カヤック中の女性がワニに襲われ死亡...現場動画に映…
  • 7
    母「iPhone買ったの!」→娘が見た「違和感の正体」に…
  • 8
    シャーロット王女の「親指グッ」が話題に...弟ルイ王…
  • 9
    ロシア機「Su-30」が一瞬で塵に...海上ドローンで戦…
  • 10
    使うほど脱炭素に貢献?...日建ハウジングシステムが…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中