コラム
塗り替わる世界秩序 六辻彰二
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

「ウクライナ侵攻は台湾海峡へ飛び火する」の矛盾──中国の気まずさとは

・「ウクライナ危機が台湾海峡に飛び火する」という説はよく聞くが、これには大きな矛盾がある。 ・「現地の要請」に基づいて軍事侵攻するロシアの

2022.02.26
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

ウクライナ侵攻に落とし所はあるか──ロシアに撤退を促せる条件とは

・ロシア軍が開始した「特別軍事作戦」はウクライナへの軍事侵攻に他ならない。 ・これに対して先進国が取れる対抗策には限界がある。 ・ロシアを

2022.02.25
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「ロシアの侵攻がなければOK」か──ウクライナがテロ輸出国になる脅威

・「CIAやユダヤ人の陰謀と戦うために」ウクライナを目指す白人過激派は後を絶たない。 ・なかには欧米の現体制を打倒する「内戦」を目指し、実

2022.02.17
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安全なカナダでなぜ? 「トラック軍団占拠」の影にいる者

・カナダの首都オタワの中心地を1000台近い大型トラックが1週間にわたって占拠している。 ・その多くはワクチン義務化に反対するトラック運転

2022.02.09
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ガソリン高騰をさらに煽るウクライナ危機──プーチンの二重の賭け

・ガソリン高騰にはいくつかの背景があるが、世界屈指の天然ガス輸出国ロシアが関わるウクライナ危機も深く関係している。 ・戦闘が実際に発生しな

2022.02.07
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ウクライナ危機の影の主役──米ロが支援する白人右翼のナワバリ争い

・ウクライナでの欧米とロシアの対立の影には白人右翼のナワバリ争いがある。 ・ロシアとウクライナのそれぞれの右翼団体は、欧米諸国から外国人戦

2022.01.31
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「惨めな日常を覆す」無差別殺傷犯とドストエフスキー戦争擁護論のアナロジー

・無差別殺傷の連鎖は社会全体にコストとリスクをもたらす。 ・とりわけ深刻なのは、無差別殺傷の模倣犯の続出が、「惨めな日常をひっくり返したい

2022.01.18
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

カザフスタン大暴動を知るための5つの基礎知識──きっかけと目的、周辺国への影響も

ユーラシア大陸の中心部にあるカザフスタンでは、抗議活動が拡大して治安部隊との衝突が激化している。トカエフ大統領は徹底的な鎮圧で臨む方針だが、

2022.01.11
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

マザー・テレサの救貧院に政治的圧力──インドで見られる「弱さの玉突き」

・マザー・テレサが遺した救貧団体に対して、インド政府の政治的圧力が強まっている。 ・その背景には、「強者」である欧米の無意識の優越感への拒

2022.01.06
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

こけおどしの「民主主義同盟」──反中世論に傾いた米外交の危うさ

・民主主義サミットは、人権を尊重しているとも民主的とも言えない国も多数参加したもので、頭数優先だったといえる。 ・その多くの国は米中に二股

2022.01.05
MAGAZINE
特集:独占取材 カンボジア国際詐欺
特集:独占取材 カンボジア国際詐欺
2025年4月29日号(4/22発売)

タイ・ミャンマーでの大摘発を経て焦点はカンボジアへ。政府と癒着した犯罪の巣窟に日本人の影

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