コラム
欧州インサイドReport 木村正人
欧州インサイドReport 木村正人

英史上「最短」トラス首相が残した教訓 日本も「最後の防波堤」が決壊すれば同じ道に

<就任からわずか45日で辞任に追い込まれた英トラス首相だが、日本より財政が健全なイギリスがここまで苦しむのには理由がある> [ロンドン発]減

2022.10.21
欧州インサイドReport 木村正人

ロシアの「弱さ」思い知った旧ソ連諸国...「力の空白」で周辺地域が一気に不安定化

<ウクライナでの苦戦により周辺地域におけるロシアの威信は大きく低下し、重しが外れた周辺地域で紛争の火種を一気に表面化させる結果を招いている>

2022.10.20
欧州インサイドReport 木村正人

ドイツが「脱原発」を延期...ドイツにも解けない「脱原発・脱石炭・脱ロシア」の難題

<独ショルツ首相が「原発3基の稼働延長」を表明。IEAは「50年までのネットゼロ達成には原発を倍増する必要がある」としている> [ロンドン発

2022.10.18
欧州インサイドReport 木村正人

いまだ不人気のチャールズ国王だが、地球規模の気候変動対策「推進役」には適任だ

<英経済に大混乱を招いたトラス首相はチャールズ国王のCOP27出席に反対しているが、国王は地球憲章の提唱など、環境問題については積極的に発言

2022.10.15
欧州インサイドReport 木村正人

中国には制裁もHIMARSも効かぬ? 台湾有事に向け、デジタル人民元が抜け穴に

<ウクライナで苦戦するロシアの姿を見守る中国は、デジタル通貨や衛星システムなどの構築でロシアの二の舞を避けるべくハイテク政策を推し進めている

2022.10.12
欧州インサイドReport 木村正人

エネルギー危機で倒産の連鎖...英経済に失政でとどめ刺したトラス政権、早くも崩壊へ?

<ウクライナ戦争の余波で冬には計画停電の恐れが出てきたイギリス。住宅ローン上昇や住宅価格の下落、企業倒産、インフレと様々な問題が浮上している

2022.10.08
欧州インサイドReport 木村正人

彼らは行動より抗議が好き...左派「反成長連合」に宣戦布告した、英首相の末期症状

<あくまで「成長」にこだわる英トラス首相。支持率下落と党内対立が深刻化する中で、意図的に「外敵」を作り出す作戦に出た> [英中部バーミンガム

2022.10.06
欧州インサイドReport 木村正人

死ぬために動員されるロシア新兵たち...「現場」は違法行為が溢れる無秩序状態に

<軍の人手不足を補うため部分動員に踏み切ったプーチンだが、秩序も装備も訓練も補給も失われ、新兵たちには「大砲の餌食」になる「消耗品」としての

2022.10.01
欧州インサイドReport 木村正人

早くも破綻したトラス英首相の「富裕層のための減税」政策は、日本経済の近未来像か

<野党・労働党は「政府は経済のコントロールを失い、ポンドを暴落させた」と痛烈批判。「トリクルダウン」経済学はやはり機能しない?> [英イング

2022.09.28
欧州インサイドReport 木村正人

「欧州で最も危険な女」ジョルジャ・メローニとは? イタリア初の女性首相誕生へ

<9月25日のイタリア総選挙は、左派の分裂で右派連合の勝利が確実。極右とも称される「イタリアの同胞」のメローニ党首はいかにして国民の心を掴ん

2022.09.23
MAGAZINE
特集:トランプ新政権ガイド
特集:トランプ新政権ガイド
2025年1月21日号(1/15発売)

1月20日の就任式を目前に「爆弾」を連続投下。トランプ新政権の外交・内政と日本経済への影響は?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「拷問に近いことも...」獲得賞金は10億円、最も稼いでいるプロゲーマーが語る「eスポーツのリアル」
  • 2
    【クイズ】世界で1番マイクロプラスチックを「食べている」のは、どの地域に住む人?
  • 3
    轟音に次ぐ轟音...ロシア国内の化学工場を夜間に襲うウクライナの猛攻シーン 「ATACMSを使用」と情報筋
  • 4
    【クイズ】次のうち、和製英語「ではない」のはどれ…
  • 5
    「搭乗券を見せてください」飛行機に侵入した「まさ…
  • 6
    ティーバッグから有害物質が放出されている...研究者…
  • 7
    ドラマ「海に眠るダイヤモンド」で再注目...軍艦島の…
  • 8
    「ウクライナに残りたい...」捕虜となった北朝鮮兵が…
  • 9
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参…
  • 10
    雪の中、服を脱ぎ捨て、丸見えに...ブラジルの歌姫、…
  • 1
    ティーバッグから有害物質が放出されている...研究者が警告【最新研究】
  • 2
    体の筋肉量が落ちにくくなる3つの条件は?...和田秀樹医師に聞く「老けない」最強の食事法
  • 3
    睡眠時間60分の差で、脳の老化速度は2倍! カギは「最初の90分」...快眠の「7つのコツ」とは?
  • 4
    メーガン妃のNetflix新番組「ウィズ・ラブ、メーガン…
  • 5
    轟音に次ぐ轟音...ロシア国内の化学工場を夜間に襲う…
  • 6
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参…
  • 7
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 8
    「拷問に近いことも...」獲得賞金は10億円、最も稼い…
  • 9
    ドラマ「海に眠るダイヤモンド」で再注目...軍艦島の…
  • 10
    【クイズ】世界で1番マイクロプラスチックを「食べて…
  • 1
    ティーバッグから有害物質が放出されている...研究者が警告【最新研究】
  • 2
    大腸がんの原因になる食品とは?...がん治療に革命をもたらす可能性も【最新研究】
  • 3
    体の筋肉量が落ちにくくなる3つの条件は?...和田秀樹医師に聞く「老けない」最強の食事法
  • 4
    夜空を切り裂いた「爆発の閃光」...「ロシア北方艦隊…
  • 5
    インスタント食品が招く「静かな健康危機」...研究が…
  • 6
    ロシア軍は戦死した北朝鮮兵の「顔を焼いている」──…
  • 7
    TBS日曜劇場が描かなかった坑夫生活...東京ドーム1.3…
  • 8
    「涙止まらん...」トリミングの結果、何の動物か分か…
  • 9
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 10
    「戦死証明書」を渡され...ロシアで戦死した北朝鮮兵…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中