コラム

中東ニュースの現場から 川上泰徳
中東ニュースの現場から 川上泰徳

民主化か軍事化か、制裁解除後のイランの岐路(後編)

※民主化か軍事化か、制裁解除後のイランの岐路(前編) はこちら 民衆から離れ、支配階級となった聖職者  2005年と2009年の大統領選挙に

2016.01.26
中東ニュースの現場から 川上泰徳

民主化か軍事化か、制裁解除後のイランの岐路(前編)

2月の議会選挙で改革派候補はほとんど立候補を認められず  イランに対する制裁が解除された。これによってイランを抑えていた国際的な圧力が取り除

2016.01.25
中東ニュースの現場から 川上泰徳

本当の危機は断交ではなく、ISを利する民衆感情の悪化【サウジ・イラン断交(後編)】

※【サウジ・イラン断交(前編)】シーア派指導者処刑はサウジの「国内対策」だった はこちら 「メッカ大モスク占拠事件」以来の集団処刑  サウジ

2016.01.09
中東ニュースの現場から 川上泰徳

シーア派指導者処刑はサウジの「国内対策」だった【サウジ・イラン断交(前編)】

広がる国交断絶の波紋  サウジアラビアによるシーア派宗教指導者の処刑が、テヘランでのシーア派民衆の抗議デモにつながり、テヘランのサウジ大使館

2016.01.08
中東ニュースの現場から 川上泰徳

部族社会に逆戻りするアラブ世界

「血の復讐」と「血の代償」  アラブ世界は先行きの見えない混乱の中にある。この状況で浮上しているキーワードは「部族」である。アラビア語では「

2015.12.24
中東ニュースの現場から 川上泰徳

「イスラム国」を支える影の存在

 パリ同時多発テロの後、国連の安全保障理事会は過激派組織「イスラム国(IS)」による一連のテロを非難し、ISとの戦いのために「あらゆる必要な

2015.12.05
中東ニュースの現場から 川上泰徳

パリ同時多発テロを戦争へと誘導する未確認情報の不気味

パリ事件の前日のベイルート連続自爆テロ  フランスで約130人の死者を出した同時多発テロ事件の前日に、レバノンの首都ベイルートで連続自爆テロ

2015.11.18
中東ニュースの現場から 川上泰徳

難民はなぜ、子供を連れて危険な海を渡るのか

エジプトからドイツに渡ったシリア人の友人  10月末に突然、私がカイロで知り合ったシリア人の友人Aさん(36)から「いま、ドイツにいる」と連

2015.11.11
中東ニュースの現場から 川上泰徳

「シーア派連合」と連携するロシア、「裸の大国」と化したアメリカ

ロシア空爆の3分の2が反体制派地域  ロシアがシリア空爆を始めて間もなく1か月。ロシアの空爆参加は、1991年12月のソ連崩壊以来、初めての

2015.10.28
中東ニュースの現場から 川上泰徳

ノーベル平和賞のチュニジアだけが民主化に「成功」した理由

 2015年のノーベル平和賞は「多元的な民主主義の構築に寄与した」という理由でチュニジアの「国民対話カルテット」が受賞した。労組や人権組織、

2015.10.15
MAGAZINE
特集:超解説 トランプ2.0
特集:超解説 トランプ2.0
2024年11月26日号(11/19発売)

電光石火の閣僚人事で世界に先制パンチ。第2次トランプ政権で次に起きること

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    Netflix「打ち切り病」の闇...効率が命、ファンの熱が抜け落ちたサービスの行く末は?
  • 2
    【ヨルダン王室】生後3カ月のイマン王女、早くもサッカーファンに...フセイン皇太子がインスタで披露
  • 3
    日本人はホームレスをどう見ているのか? ルポに対する中国人と日本人の反応が違う
  • 4
    NewJeans生みの親ミン・ヒジン、インスタフォローをす…
  • 5
    元幼稚園教諭の女性兵士がロシアの巡航ミサイル「Kh-…
  • 6
    ウクライナ軍、ロシア領内の兵器庫攻撃に「ATACMSを…
  • 7
    「会見拒否」で自滅する松本人志を吉本興業が「切り…
  • 8
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参…
  • 9
    習近平を側近がカメラから守った瞬間──英スターマー…
  • 10
    若者を追い込む少子化社会、日本・韓国で強まる閉塞感
  • 1
    朝食で老化が早まる可能性...研究者が「超加工食品」に警鐘【最新研究】
  • 2
    自分は「純粋な韓国人」と信じていた女性が、DNA検査を受けたら...衝撃的な結果に「謎が解けた」
  • 3
    「会見拒否」で自滅する松本人志を吉本興業が「切り捨てる」しかない理由
  • 4
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参…
  • 5
    朝鮮戦争に従軍のアメリカ人が写した「75年前の韓国…
  • 6
    アインシュタイン理論にズレ? 宇宙膨張が示す新たな…
  • 7
    沖縄ではマーガリンを「バター」と呼び、味噌汁はも…
  • 8
    クルスク州の戦場はロシア兵の「肉挽き機」に...ロシ…
  • 9
    メーガン妃が「輝きを失った瞬間」が話題に...その時…
  • 10
    中国富裕層の日本移住が増える訳......日本の医療制…
  • 1
    朝食で老化が早まる可能性...研究者が「超加工食品」に警鐘【最新研究】
  • 2
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参加で「ネットの自由」を得た兵士が見ていた動画とは?
  • 3
    外来種の巨大ビルマニシキヘビが、シカを捕食...大きな身体を「丸呑み」する衝撃シーンの撮影に成功
  • 4
    朝鮮戦争に従軍のアメリカ人が写した「75年前の韓国…
  • 5
    自分は「純粋な韓国人」と信じていた女性が、DNA検査…
  • 6
    北朝鮮兵が味方のロシア兵に発砲して2人死亡!? ウク…
  • 7
    「会見拒否」で自滅する松本人志を吉本興業が「切り…
  • 8
    足跡が見つかることさえ珍しい...「超希少」だが「大…
  • 9
    モスクワで高層ビルより高い「糞水(ふんすい)」噴…
  • 10
    ロシア陣地で大胆攻撃、集中砲火にも屈せず...M2ブラ…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中