コラム
Edge of Europe コリン・ジョイス

コリン・ジョイス

フリージャーナリスト。1970年、イギリス生まれ。92年に来日し、神戸と東京で暮らす。ニューズウィーク日本版記者、英デイリー・テレグラフ紙東京支局長を経て、フリーに。日本、ニューヨークでの滞在を経て2010年、16年ぶりに故郷イングランドに帰国。フリーランスのジャーナリストとしてイングランドのエセックスを拠点に活動する。ビールとサッカーをこよなく愛す。著書に『「ニッポン社会」入門――英国人記者の抱腹レポート』(NHK生活人新書)、『新「ニッポン社会」入門--英国人、日本で再び発見する』(三賢社)、『マインド・ザ・ギャップ! 日本とイギリスの〈すきま〉』(NHK出版新書)、『なぜオックスフォードが世界一の大学なのか』(三賢社)など。

Edge of Europe コリン・ジョイス

「無傷で乗り切れたのは幸運だった」児童性的虐待が蔓延していた時代を生き延びて

<学校や教会、スポーツクラブで、「信頼すべき大人」による児童性的虐待が多発していた数十年前のイギリスでは、至る所に魔の手があった> まず結論

2023.04.06
Edge of Europe コリン・ジョイス

かつてないほど退屈だった今年のイギリス予算が重要なわけ

<予算の方向性が発表される「バジェットデー」は、イギリスでは一大イベント。今年の発表は地味で味気なかったが実は大きな意味があるものだった>

2023.03.24
Edge of Europe コリン・ジョイス

BBCのジャニー喜多川「性加害」報道が問う、エンタメ界の闇と日本の沈黙

<公然の秘密ながら日本の大手メディアは決して深入りしない、ジャニー喜多川の疑惑を取り上げたBBCの番組は、世界共通のエンタメ界の闇と、日本社

2023.03.16
Edge of Europe コリン・ジョイス

「ブレグジットのせいでイギリス衰退」論にだまされるな

<イギリスの現在の苦境を全てブレグジットのせいにする論調があるが、これは典型的な「EU残留派」のやり口だ> 最近、とあるジャーナリストがブレ

2023.03.01
Edge of Europe コリン・ジョイス

「一強」スコットランド首相が失意の電撃辞任した理由

<イギリスからのスコットランド独立を目指し独走してきたニコラ・スタージョン首相は好機を生かせず、余計な政策で墓穴を掘った> ニコラ・スタージ

2023.02.20
Edge of Europe コリン・ジョイス

人手不足の原因はブレグジットじゃない 地に足つかない若者たち

<低賃金でつらい「3K」の仕事はもちろん小売業や接客も不人気。人手不足の要因には、大学や専門学校を出たあまりに多くの若者たちが仕事を選り好み

2023.02.17
Edge of Europe コリン・ジョイス

「性別変更簡易化」スコットランドでレイプ犯が女性に性別変更

<トランスジェンダーの権利擁護のため性別変更を容易にする法案を進めるスコットランドで、2人の女性をレイプした男が裁判中に女性に性別変更すると

2023.02.09
Edge of Europe コリン・ジョイス

スローガンは立派、でも中身に乏しい政策目標はイギリスも

<就任以来「雲隠れ」を非難されていた英スナク首相がついに動き出したが、どの大胆な政策も実現性は怪しい> 政治オタクの人なら、1月のイギリスは

2023.01.30
Edge of Europe コリン・ジョイス

ヘンリー王子、事実誤認だらけの「プライベート切り売り本」に漂う信用の欠如

<これまでさんざんメディアによるプライバシー侵害を非難してきた英ヘンリー王子だが、回顧録で英王室の内情を暴露し、タブロイドと全く同じことをし

2023.01.18
Edge of Europe コリン・ジョイス

「W杯は究極のドラッグ」試合のためなら睡眠時間を犠牲にするし、ガラスの上だって這い回る

<生活を犠牲にしてまで手を出し、束の間のハイを味わい、渇望感に襲われる......サッカーワールドカップは極限のドラッグだ> アメリカの小説

2022.12.23
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特集:引きこもるアメリカ
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2025年4月 8日号(4/ 1発売)

トランプ外交で見捨てられ、ロシアの攻撃リスクにさらされるヨーロッパは日本にとって他人事なのか?

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