米ロ当局者、14日にミュンヘンで会談 ウクライナも招待＝トランプ氏

トランプ米大統領は１３日、米国とロシアの当局者が１４日にミュンヘンで会談すると明らかにした。同日撮影（２０２５年　ロイター/Nathan Howard）

［ワシントン／キーウ　１３日　ロイター］ - トランプ米大統領は１３日、米国とロシアの当局者が１４日にミュンヘンで会談すると明らかにした。ウクライナも招待されているという。ただ、ウクライナ当局者はミュンヘンでロシア側との会合予定はないとした。

トランプ氏は記者団に対し、「彼らは明日ミュンヘンで会議を開く。ロシアと米国が出席するほか、ウクライナも招待されている。どの国から誰が出席するかは正確には分からないが、ロシア、ウクライナ、米国の高官らが出席するだろう」と語った。

ホワイトハウスは詳細についてコメントを控えた。同地では「ミュンヘン安全保障会議」が１４日から開催される。

ウクライナのゼレンスキー大統領の広報顧問は、１４日にミュンヘンでロシア側と協議する予定はないとし、まずは米国と欧州、ウクライナによる共通の立場が必要との見方を示した。

在ワシントンのロシア大使館とニューヨークのロシア国連代表部はトランプ氏の発言についてコメント要請に応じていない。

トランプ氏はその後「ミュンヘンであす会合があり、来週にはサウジアラビアで行われる。私や（ロシアの）プーチン大統領の会談ではないが、高官が出席する。ウクライナも参加する」と述べた。