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ウクライナ、ダボス会議で復興支援に向けた民間投資誘致

2025年01月24日(金)08時59分

 1月23日、ウクライナの政府高官は、今週開催されている世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)の合間に、復興を支援する民間投資を誘致している。写真はキーウで、ドローンを探すために照らされるサーチライト。13日撮影(2025年 ロイター/Gleb Garanich)

Brad Haynes Max Schwarz Marta Fiorin

[ダボス(スイス) 23日 ロイター] - ウクライナの政府高官は、今週開催されている世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)の合間に、復興を支援する民間投資を誘致している。

ソボレフ第一経済次官は、西側諸国の投資家に戦略的・金銭的利益をもたらす5000億ドル規模の復興努力について語った。

「これらの投資を行うのは民間部門だ」とし、小規模な民営化での最近の成功について説明。「われわれはさらなる民営化を検討している。今はより規模の大きい企業を開放するのに適した時期だ」と述べた。

米国の元北大西洋条約機構(NATO)大使、カート・ボルカー氏は、ウクライナが欧州にとってよりクリーンで安全なエネルギーの生産国や、実戦で試された兵器の供給国となる可能性を指摘する。

ゼレンスキー氏は21日、ウクライナ軍が最前線で使用している兵器の40%はすでに国内の組み立てラインで生産されていると語った。

同氏の特別顧問オレクサンドル·カミシン氏は、この割合が上昇した一因として、すでにウクライナの施設に投資している西側諸国の防衛企業との「数十」の国内合弁事業を挙げた。

デンマークの風力タービン製造ベスタスはダボス会議で、黒海沿岸の風力発電所を拡張するため、ウクライナ最大の民間エネルギー企業DTEKと4億7000万ドルの契約を結んだと発表した。

ロイター
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