19─23日に訪米し大統領就任式出席、首脳会談有意義に＝岩屋外相

　１月１７日、岩屋毅外相（写真）は閣議後会見で、トランプ米新大統領の就任式に出席するため１９－２３日の日程で訪米すると正式発表した。写真はフィリピンのタギッグで１５日撮影（２０２５　ロイター／Lisa Marie David）

Yoshifumi Takemoto

［東京　１７日　ロイター］ - 岩屋毅外相は１７日の閣議後会見で、トランプ米新大統領の就任式に出席するため１９－２３日の日程で訪米すると正式発表した。国務長官候補のルビオ氏を含め新政権の高官と「率直に意見交換を行い、来るべき日米首脳会談が有意義なものになるよう意思疎通したい」と話した。

日本の外相が米大統領就任式に出席するのは初めて。自身が就任式に招待されたことについて「米新政権が日本との関係を重視している表れ」と表現した。

岩屋外相は、日米同盟は「地域や国際社会に大きな責任を有している」とし、「米国が国際社会に適切、前向きにリーダーシップを発揮できることは国際社会にも有益である点を米国の友人として働きかけていきたい」と語った。

「防衛力や対米投資の強化といった取り組み通じた日本の貢献や努力についてもしっかり説明し、理解を得ていきたい」と話した。