ガザ停戦はイスラエル格付けにプラス=フィッチ
格付け会社フィッチ・レーティングスのソブリン格付け責任者のジェームズ・ロングスドン氏は1月16日、イスラエルとイスラム組織ハマスが合意したパレスチナ自治区ガザでの停戦は、プレッシャーを受けているイスラエルの格付けにとってプラスに働くはずだとの見解を示した。写真はテルアビブの街。2023年3月撮影(2025年 ロイター/Ilan Rosenberg)
[ロンドン 16日 ロイター] - 格付け会社フィッチ・レーティングスのソブリン格付け責任者のジェームズ・ロングスドン氏は16日、イスラエルとイスラム組織ハマスが合意したパレスチナ自治区ガザでの停戦は、プレッシャーを受けているイスラエルの格付けにとってプラスに働くはずだとの見解を示した。フィッチはイスラエルの格付けを投資適格級の「A」に設定しているが、格付け見通しを「ネガティブ」として引き下げる可能性を警告している。
ロングスドン氏はフィッチの会議で「(戦闘が)ある程度落ち着けば、プラスに働くと思う」と語った。
フィッチとS&Pグローバル、ムーディーズといった大手格付け会社は昨年、それまでは引き下げられたことがなかった格付けを数回にわたって下げた。
カタールとエジプト、米国の仲介により、イスラエルとハマスは15日に停戦で合意した。今月19日に発効する予定だが、イスラエルが正式に受け入れるのは同国の安全保障内閣と政府の承認後となる。
イスラエルのネタニヤフ首相は16日、ハマスが土壇場で追加の要求をしたため受け入れに向けた会議の延期を余儀なくされたと批判した。
キャピタル・エコノミクスのアナリストらは、効力のある停戦はイスラエルの財政に「圧倒的なプラス」の影響を与えると予想。同社のリアム・ピーチ氏はイスラエルの2024年の国防支出は国内総生産(GDP)比で約9%に達し、2010年代の平均を3%ポイント上回ったと指摘した。
軍事費の削減と経済の回復、税収、25年予算でのGDP比1.8%に相当する財政引き締め策により、24年にGDP比7%に達したイスラエルの財政赤字が縮小するとの見方を示して「今年の財政赤字はGDP比4%に近づき、26年以降に公的債務比率が再び低下する軌道に乗る条件が整っていると考えている」と述べた。
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