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GM無人タクシーの安全措置調査終了=米NHTSA

2025年01月16日(木)12時12分

 1月15日、米運輸省道路交通安全局(NHTSA)は、米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)傘下で無人タクシー事業を手掛けていたGMクルーズが、歩行者の安全確保に十分な予防措置を講じていたかどうかに関する調査を終了した。写真はGMのロゴ。米ミシガン州 デトロイトで2021年3月撮影(2025 ロイター/Rebecca Cook)

David Shepardson

[ワシントン 15日 ロイター] - 米運輸省道路交通安全局(NHTSA)は15日、米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)傘下で無人タクシー事業を手掛けていたGMクルーズが、歩行者の安全確保に十分な予防措置を講じていたかどうかに関する調査を終了した。

調査は2023年10月に開始。NHTSAは、GMクルーズの自動運転車が歩行者を巻き込んだ衝突事故5件を認識しており、うち3件は負傷者が出たと説明。車は歩行者を避けようと試みたものの、衝突を回避できなかったという。

NHTSAはまた、横断歩道を渡っていた歩行者に車が接近した事例2件についても懸念を表明した。

NHTSAは、GMクルーズが23年11月にリコール(無償修理)を実施したことや、GMが無人タクシー事業からの撤退を決めたことを調査終了の理由に挙げた。現在公道を走行するGMクルーズの自動運転車は存在しないという。

ロイター
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