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OPECプラス自主減産、来年3月末まで延長の公算=関係筋
2024年12月03日(火)08時25分
12月2日、石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」は5日に開く会合で、有志国による自主減産を来年第1・四半期末まで延長する可能性が高い。2020年撮影のイメージ写真(2024年 ロイター/Dado Ruvic/Illustration)
[ロンドン/モスクワ 2日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」は5日に開く会合で、有志国による自主減産を来年第1・四半期末まで延長する可能性が高い。OPECプラス筋4人がロイターに明らかにした。
OPECプラスは原油市場を下支えするため2022年以降に合意した一連の措置により、世界需要の約5.7%に相当する日量586万バレルの減産を実施している。
このうち有志8カ国による日量220万バレルの減産は、来年1月から減産幅が日量18万バレル縮小される予定だった。自主減産縮小は価格下落の影響で10月から延期されている。